「宇宙人はいるのか?」
(次回は1ヶ月後を予定しています)
このテーマは、昔から大好きです。
今回は、高等動物が知的生命に進化する確率について、考えてみようと思います。
高等動物は、多細胞の動物と定義しようと思います。
恐竜は、長く繁栄しました。
恒温動物だったとも考えられています。
でも、なぜか、技術文明を構築するような知的生命にまでは、進化しませんでした。
哺乳類は、恐竜が絶滅してから6600万年ほどで、小型の哺乳類から人類まで進化しました。
時間的には、恐竜の出現から絶滅までの時間(約1億6000万年間)の方が長かったのに、恐竜は、人類のような知的生命には進化していません。
哺乳類と恐竜の誕生は、ほぼ同時期ですが、支配的地位を得た後の時間は、恐竜時代の方が遥かに長かったのです。
なぜ、恐竜は知的生命に進化できなかったのでしょうか。
類人猿は、2500万年前に出現しました。
そこから1800万年ほどで、人類(猿人)が出現しています。
そこから500万年ほどで、原人が現れています。
更に150万年ほどで、旧人が現れます。
更に更に30万年ほどで、原生人類(新人)が現れ、現在に至ります。
1万年余り前になると、農耕が始まります。
2200年くらい前になると、水力を利用し始めます。
300年前には、蒸気機関が作られます。
120年前には、空を飛びました。
60年前には、宇宙に出ました。
進化と進歩の単位が、加速しているように見えます。
遺伝的な距離はそれほど進んではいないのですが、能力は、急速に変化しています。
類人猿が現れてから現生人類に進化するまで、わずか2500万年です。
なぜ、哺乳類は、短期間で知的生命に進化できたのでしょうか。
知的生命になるまでの条件を考えてみましょう。
まず、大きな脳が必要です。
そのためには、脳に充分なエネルギ供給できるだけの大きさの身体が必要です。
脳を守るために、恒温動物であるべきです。
知識を継承できるように、子育てをする動物であるべきです。
(A)大きな脳
(B)充分な大きさの身体
(C)恒温動物
(D)育児をする
人類は、動物の中ではかなり大きな脳を持っています。
(クジラやゾウの方が、脳は大きい)
大きな脳にエネルギを供給するのに必要な体格があります。
もちろん、恒温動物です。
哺乳類なので、育児をしながら、子供を教育します。
恐竜は、どうでしょうか。
ティラノサウルスの脳は、500gくらいと推定されています。
これは、チンパンジーに匹敵しますが、ほぼ同じ体重のゾウの脳が5000gくらいなので、体重比ではかなり小さいと言えます。
恐竜界きっての秀才?のトロオドンでも、エミューと同程度(体重60kg、脳50g?)です。
全般的に、恐竜の脳は小さめです。
ただ、脳に充分なエネルギを提供できる大きな身体を持ち、温度を一定に保つ恒温動物でもあります。
また、卵生ですが、子育てをしていたと推定されます。
恐竜の子孫とされる鳥類も、巣立ち後もしばらくは親鳥と行動を共にし、餌の取り方を学びます。
このように見てくると、恐竜も、脳の大きさ以外は、知的生命になる条件は満たしているように見えます。
進化に必要な時間も、充分にあったはずです。
なぜ、恐竜は、知的生命に進化できなかったのでしょうか。
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