前回は、平均気温が7.8℃を超えた日を起点に、
「平均気温(絶対温度)の累積値が4730Kに達した日に桜が開花する」
と言ってしまいましたが、
ちょっとおかしいことに気付いてしまいました。
 
4730Kと言うことは、
7.8℃が続いたとして、16日程度で桜が開花することになります。
でも、20℃が続いたとしても、16日程度で桜が開花することになります。
桜の開花は、気温に敏感なことが知られていますが、
その事実と相容れないことが分かります。
 
ちょっと見直す必要がありそうです。
 
と言うわけで、本日は、このグラフをお見せしましょう。


東京・札幌 桜開花前の累積気温の差

このグラフを見ると、
桜開花前の1週間は、東京でも札幌でも同じような気温だと分かります。
 
こちらの方が、桜の開花への影響が大きい可能性もあります。