豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ:研究機関など > JAMSTEC横須賀本部

JAMSTECの各施設の中で、主として横須賀本部の一般公開に出かけた際の感想などを掲載しています。実際には無関係な内容もありますが、徐々にカテゴリーを見直していく予定です。


JAMSTEC横須賀本部 2016年一般公開
 JAMSTECに行ってきました
 海底広域研究船「かいめい」
 JAMSTECで話してきたこと
 JAMSTECで見聞きしたこと
 アルゴフロートとディープニンジャ


JAMSTEC横須賀本部 2017年一般公開
 JAMSTEC横須賀本部一般公開日(5月13日)の天気は?(1)
 JAMSTEC横須賀本部一般公開日(5月13日)の天気は?(2)
 JAMSTEC横須賀本部一般公開日(5月13日)の天気は?(3)

 JAMSTEC横須賀本部一般公開に行ってきました
 JAMSTEC横須賀本部一般公開2017
 笑いの向こう側💛
 中央構造線の件、間違っていました


JAMSTEC横須賀本部 2018年一般公開
 JAMSTEC横須賀本部一般公開に行ってきました
 JAMSTEC横須賀本部 一般公開2018-2
 JAMSTEC横須賀本部 一般公開2018-3


その他
 水深10000mでの探査を再開
 ブラックホールの直接撮影 そしてJAMSTEC 

5月21日、JAMSTEC横須賀本部の一般公開に出かけてきました。

正門を入ってすぐにあるのは、御製碑。

JAMSTECの碑

沖縄から本土へ疎開する学童を乗せた対馬丸は、
昭和19年8月22日、鹿児島県沖で米国艦の攻撃を受け沈没しました。
それから53年後の平成9年、
政府の依頼を受けたJAMSTECは、悪石島沖の水深870mで船体を確認しました。

天皇陛下はこれをお心に深くお留めになり、お詠みになられた和歌なのだそうです。



JAMSTECは海洋に関係するありとあらゆる分野を扱うため、
生物、地学、気象、工学、船舶と私の好奇心を満足させてくれる素敵な場所でした。

JAMSTECでの細かな話は後々書くことにして、当日の収穫物を紹介しておきます。



水大循環と暮らし

この本は、ミニセミナーに出席した際に戴きました。

なんと、「贈呈」です。


こちらは、お金を出して買った品々です。

お土産

本当は、ライザーパイプ鉛筆入りのペンケースを探していたのですが、
見つける事が出来ませんでした。



JAMSTECは、研究対象が広いので、
好奇心に手足が付いているような私には夢のような場所でした。
11月にも、横浜研究所の一般公開がありそうなので、行ってみるつもりです。

JAMSTECの横須賀本部の一般公開では、何と言っても「かいめい」が看板でしょう。

かいめい外観


「かいめい」の話をする前に、JAMSTECの岸壁の様子を伝えたいと思います。

JAMSTECの岸壁は、なぜかコンテナが多いんです。
ほとんどは、20ftコンテナと呼ばれるもので、
貨物列車に乗っている事が多い12ftコンテナよりも少し大振りのコンテナです。

JAMSTEC岸壁
(「かいめい」のデッキから岸壁を見下ろす)

岸壁から少し離れた場所にも、コンテナが沢山ありました。
こんな感じです。

JAMSTECのコンテナ群


実は、このコンテナ群は、研究者の移動研究室の役割を持っているそうです。
実験装置や、観測装置の制御盤など、個々の研究者にとって研究の拠点となるものです。

よく見ると、「かいめい」にも既にコンテナが搭載されていました。

かいめいとコンテナ

そこで、JAMSTECの方に質問してみると、
最大で10個以上もコンテナを搭載できるのだとか。
「まるで貨物船みたいですね」と言うと、「貨物船には敵いません」と軽く返されました。

ブリッジデッキからCデッキ

これは、BRGデッキからCデッキを見下ろしたところです。
木製の甲板にいくつもハードポイントがあることが分かります。
このハードポイントに、コンテナを固定するのだそうです。
ただ、電源やLAN等の信号線をどのように取り込むのか、質問し忘れてしまいました。

この写真には、白山理事と思われる方が写っています。

この後、白山理事の説明を横で聞きながら、「かいめい」を堪能しました。

5月21日のJAMSTEC横須賀本部の一般公開では、
①本館・会場(C)で「地震と津波の仕組みを学ぶ」と題した展示がありました。
ここでは、熊本地震について解説が行われていたので、
足を止める人も少なくありませんでした。
そのため、私がこの展示の内容を聞く隙さえないほどでした。(残念!)

代わりに、その奥にあった3D海底地図でいくつか話をすることになりました。
残念なことは続き、展示されていた地図を写真に撮っておらず、紹介できません。

代わりに、これを掲載します。

イメージ 1

昭和東南海地震(1944年12月7日)と昭和南海地震(1946年12月21日)について、
JAMSTECの方と話をさせて戴きました。
昭和東南海地震と昭和南海地震の震央は、意外なほど近いのですが、
昭和東南海地震の震源域は、紀伊半島沖の谷で止まったのだそうです。


ついでに、南海トラフについても、一方的に話してきました。

イメージ 2

元々は、地震の分布から南海トラフを探す試みだったのですが、
なぜか中央構造線を見つけてしまった失敗作です。
(オレンジの線が、私が計算で求めた南海トラフのプレート境界)

このお話をさせて戴いたら、
「中央構造線も地震が多いですから」と優しいコメント。


こちらは、「東日本大震災の関係で房総沖に歪が残っている」とする説から、
房総沖のプレート境界を地震の分布から計算した結果です。

イメージ 3

計算で求めたプレート境界は、ほぼ実際の位置と一致しています。
この時の計算方法を紹介しておきます。



vvvvvvvvvvvvvvvv< 計算方法 >vvvvvvvvvvvvvvvv

プレート境界で起きる地震は、ほぼ平面上で発生するはずです。
そこで、地震の震央の経度をX、緯度をY、深さをZとして、
3次元空間の平面の式から、プレート境界面を探すことにしました。
 
まず、平面の式ですが、aX+bY+c=Zとおきました。
この平面と実際の地震の震央との距離を⊿Zとし、
最小二乗法で計算する事にしました。
その式は、
Σ⊿Zk=Σ(Z-aXk-bYk-c)²
 
これをa,b,cのそれぞれで偏微分して、下式を得ました。
 
ΣX・ΣZ=aΣ(X²)+bΣX・ΣY+cΣX
ΣY・ΣZ=aΣX・ΣY+bΣ(Y²)+cΣY
ΣZ=aΣX+bΣY+c・n 
 
この連立方程式を解いて、それぞれの係数を得ました。
 
 
次に、この式に入れるデータですが、
気象庁の地震データから、
1924年以降に千葉県で観測された全ての地震を取り込みました。
この中から、震央が房総半島付近となる東経139~141度、北緯35~36度の
238回の地震の全てを用いて計算しました。
 
その結果、a=-19.556、b=11.832、c=2377.3を得ました。

^^^^^^^^^^^^^^^^< 計算方法 >^^^^^^^^^^^^^^^^



もし、私の相手をしてくださったJAMSTECの方が
当ブログを訪問してくださっているなら、あの時の話の根拠がこれです。
(素人のあがきを感じることができると思います


さて、当日の最後の話題です。
大深度地震の分布です。

イメージ 4

不気味なほど、大深度地震の分布はきれいに並んでします。
JAMSTECの方の感想は、
「太平洋プレートの沈み込みによるものでは?」でした。
私も同感です。


イメージ 5

これは、大深度地震の断面です。

地震の発生震度の垂直分布は、
南ほど、地震が発生する深度が深く、北ほど浅くなっていくのですが、
北緯35度付近で折れ曲がり、それ以北では発生する深度が深くなっていきます。
平面的に見ると一直線に並ぶのに、垂直方向はこのような分布になる仕組みを、
私は想像できないのです。

この時の記事の最後に、
正直なところ、地震の研究者に教えてもらいたい気分です
と書いていますが、今も同じ気持ちです。





当日、会場(C)も含め、いろんな場所で妙な質問を繰り返してきました。
その全てで丁寧にお答え頂き、JAMSTECの関係者の皆様に感謝申し上げます。

11月には、横浜研究所の一般公開にも行くつもりですが、
また、偏屈 伊牟田のお相手の程、よろしくお願い致します。

JAMSTEC横須賀本部は、埋め立て地の最も奥にあります。
それも、かなり遠回りしていかなければなりません。
JAMSTEC地図
地図を見ると、夏島貝塚を迂回しているのが分かります。

余談はさておき、JAMSTEC横須賀本部の一般公開に際しては、完全に無計画で行動しました。
唯一の予定は、9時30分の開場に間に合うように家を出ることだけでした。
一応、DLLしたマップとタイムスケジュールを持っていたのですが、生来のいい加減さで中身の確認はしていませんでした。
JAMSTEC一般公開・探検マップ1
JAMSTEC一般公開・探検マップ2

なので、勝手気ままに歩き回り、それぞれの場所で、色々な話を聴かせて頂きました。
また、不躾な質問も、してしまいました。(ゴメンナサイ)

特に記憶に残っているのは、①本館の会場(C)ですが、
それは「JAMSTECで話してきたこと」に詳しく書いているので、ここでは割愛します。

それ以外では、海象に関連する展示でした。
でも、これも後々書いていくので、ここでは書かないことします。



これら以外にも、山ほど印象に残っているのですが、水中グライダーを書いておこうと思います。
因みに、技術的には、先程の海象の観測にも通じるのですが、後の楽しみに取っておきましょう。

水中グライダーの構想自体は古く、1970年代に発案されています。
記憶違いでなければ、アメリカで軍事目的で開発が始まったはずです。
水中グライダーの仕組みは、沈降・浮上する際の垂直方向の力を、水中翼を用いて水平方向の推進力に変換します。

水中グライダーの成否は、沈降・浮上の力となるグライダーの浮力のコントロールにあります。
JAMSTECは、ポンプとオイル&バルーンの組み合わせで、浮力を調整します。
水中グライダー
グライダーの中は、耐圧殻(実質的な浮体)と水が自由に出入りする部分で構成されています。
基本的には、グライダーの比重は海水と釣り合うようになっています。
グライダーの比重を少し重くすると沈降を始め、少し軽くすると浮上を始めます。

JAMSTECの水中グライダーの比重をコントロールするのは、オイルで満たされたバルーンです。
バルーンは、耐圧殻の外側にあり、耐圧殻の中からオイルの出し入れができます。
耐圧殻からバルーン内にオイルを押し出せば、バルーンの容積だけ浮体の容積が増えるので、浮力を得ることができます。逆に、バルーン内から耐圧殻内にオイルを引き込めば、浮力が減って沈降を始めます。
この方式の欠点は、オイルを出し入れするポンプに大きな水圧が掛かることです。
そのため、現状では3000メートルが潜航限度だそうです。
これでも、海中を観測しながら移動するには問題ないのかもしれません。


余談ですが、初期の水中グライダーでは、過酸化水素水(H2O2)を使う予定だったようです。
過酸化水素水は、比較的簡単に酸素を生じるので、浮力を得ることはできるでしょうが、再潜航は難しかったのではと思ってしまいます。

ちなみに、JAMSTECで話したときは、「ヒドラジン(N2H4)を使う方法が考えられていたらしい」と私は言ってしまいました。これも嘘とは言えず、アメリカの研究してした水中グライダーは、ヒドラジンを使ったとの話を聞いたことがあります。

世界中の海を観測ロボットでくまなく観測しようとの構想の下、2000年に国際プロジェクト「アルゴ計画」がスタートしました。
目的は、気候変動に大きな影響を与える海の中を観測するためです。
使用するのは、アルゴフロートと呼ばれる観測ロボットです。
現在は、各国の3000台のアルゴフロートが、世界の海で観測を行っています。
アルゴフロートの位置
この地図は、2016年5月28日時点のアルゴフロートの位置を示しています。

さて、アルゴフロートは、どんなロボットなのでしょうか。

アルゴフロート&ディープニンジャ

国際協力で使用されているのは、右の黄色いタイプです。
このタイプは、最大観測深度は2000mです。
全海洋の平均深さは約4000mですから、海洋の上半分しか観測できていないことになります。
そこで、更に深い海も観測できるように開発されたのが、左のディープニンジャです。
両方とも、基本構造は同じですが、観測深度が違っています。
ディープニンジャの可潜震度は4000mで、アルゴフロートの2倍あります。

アルゴフロート観測パターン

このように、潜航と浮上を繰り返しながら、海中の水温、塩分、圧力を計測し、結果をフランスとアメリカにある世界アルゴデータ集積センターに送信します。
集められたデータは、基本的には誰でも利用する事が出来ます。

アルゴフロート構造

上の絵は、アルゴフロートの内部構造です。
実は、潜航・浮上を制御するための基本構造は、先日紹介した水中グライダーと類似しています。

このアルゴフロートによる観測で明らかになったことは色々あるようですが、
具体的な内容は、今後に残しておく事にします。



JAMSTEC一般公開に関するネタは、これで終わりにします。
元々、思い付きで出かけ、興味本位で見て回ったので、記事にできるようなネタがほとんどありませんでした。
もう少し計画的に見て回れば良かったと、後悔しています。
11月のJAMSTEC横浜研究所の一般公開では、計画を立てて見て回ろうと思っています。

政府は、海洋開発機構の無人探査機「かいこう」を改良し、
現在の可潜深度7000mから10000mまでの潜航を可能にするための予算が、
来年度の概算要求に盛り込まれるそうです。

目的は、海溝型地震や深海生物の調査です。

かいこう(ランチャー)
かいこう(ビークル)

「かいこう」は、母船からケーブルで深海まで下ろす無人探査機で、
ランチャーとビークルからなります。

現行の「かいこう」は二代目で、初代「かいこう」は1992年に竣工しました。
初代は、当初から10000mの可潜能力を持っていて、
1996年にはマリアナ海溝チャレンジャー海淵(深さ10898m)での泥の採取にも
成功しています。
ですが、2003年5月29日に2次ケーブル(ランチャーとビークルを繋ぐ)の切断で
ビークルを失う事故が発生して以来、7000m以上の深海探査手段がありませんでした。

現行の「かいこう」の改良が完了すれば、およそ15年ぶりに10000mの探査が
可能になります。

JAMSTEC横須賀本部の一般公開が、今年は5月13日(土)に開催されます。
(JAMSTECのリンク先⇒http://www.jamstec.go.jp/j/

当ブログでは、気象予測の検討を行っています。
そこで、試作中の気象予測ツールで、当日の天気を予測してみました。


計算結果を御覧になる前に、以下の点を御注意ください。
・これは、天気予報ではありません。
 気象予測ツールの公開実験のデータですので、御注意ください。
・公開実験データですので、このデータの利用は御遠慮下さい。
 データを利用して得た利益・不利益については、当方は一切関知しません。
・当日の天気については、気象庁あるいは気象台のデータを御利用ください。



さて、当日の天気ですが、計算結果は以下のようになりました。

・最高気温 :27.3℃
・日平均気温:20.8℃
・日照時間 :4時間55分
(※雨量の計算は、まだ出来ません)

まだ、試作段階ですので、データの信憑性はかなり低い状況です。
ですので、数字をそのまま読む訳にはいかず、前後の変化で読み取らなければなりません。
計算結果から見ると、前々日(5月11日)から前日(5月12日)にかけて気温が低く、日照時間も短いので、5月11日は曇りか雨、12日は曇り時々晴れ一時雨といったところではないかと考えています。
当日(5月13日)は、気温は上昇傾向ですが、日照時間は更に短くなる傾向が見えます。
ですので、12日と同様、当日は曇り時々晴れ一時雨だろうと思っています。
(これが天気予報なら、かなり卑怯な予報ですね)

当日は、私自身が身を持って確認してくるつもりです。
結果は、当ブログで公開する予定です。

ちなみに、昨年のJAMSTEC横須賀本部一般公開日(5月21日)は、快晴!
最高気温24.1℃、日平均気温18.9℃、日照時間12時間56分でした。

JAMSTEC横須賀本部の一般公開が、今年は5月13日(土)に開催されます。
(JAMSTECのリンク先⇒http://www.jamstec.go.jp/j/

当ブログでは、試作中の気象予測ツールを用いて、当日の天気の予測に挑戦しています。

当日の天気の予測を御覧になる前に、以下の点を御注意ください。
・これは、天気予報ではありません。
 気象予測ツールの公開実験のデータですので、御注意ください。
・公開実験データですので、このデータの利用は御遠慮下さい。
 データを利用して得た利益・不利益については、当方は一切関知しません。
・当日の天気については、気象庁あるいは管轄の気象台のデータを御利用ください。




さて、当日の天気ですが、前回の計算結果は以下のようになりました。

・最高気温 :27.3℃
・日平均気温:20.8℃
・日照時間 :4時間55分

気象予測ツールに雨量の計算機能がなく、降雨量の予測無に天気を考えていました。
ですが、これでは面白くないので、雨量についてもツールを試作してみました。
今回は、予測雨量から当日の天気を考えてみることにします。


前回も書きましたが、まだ試作段階ですので、データの信憑性はかなり低い状況です。
気温や日照に比べると、雨量は連続性のないデータなので、更に信頼度が下がります。
また、気象予測の目的が農業への利用ですので、通常の天気予報とは異なります。
つまり、旬(10日単位)、または半旬(5日単位)単位の気温・日照・雨量を、最大で
半年先まで予測する事を目的にしています。
特定の1日の天気を予測する事は、本来の目的から外れています。
そのため、特に雨量は、特定の一日の雨量を算出することは、基本的にはできません。
それを無理矢理 計算してみました。


・最高気温 :27.3℃
・日平均気温:20.8℃
・日照時間 :4時間55分

雨量   :5.0mm


残念ながら、当日は雨のようです。

この数値は、試作段階の気象予測ツールを用いている上、本来の機能から外れ、特定の1日の気象データを予測したものです。
従って、データは信憑性が低いことが分かっています。
それでも、このような気象予測を行ったのは、検証と今後の改良のためです。
通常の天気予報では10日間予報が最長ですから、気温も雨量も現時点(4月28日)では予報が発表されていません。
なので、私自身の先入観が入らず、純粋にデータを読むことができるのです。


当日は、私自身が身を持って確認してくるつもりです。
結果は、当ブログで公開する予定です。
そして、気象予測ツールの改良に反映したいと考えています。

JAMSTEC横須賀本部一般公開日(5月13日)の天気ですが、
本日時点の日本気象協会の予報では、最高気温18℃、最低気温16℃、日雨量2mmの
ようです。 
私の気象予測ツールでは、 最高気温27.3℃、日雨量5mmと出ていました。
雨量は兎も角も、最高気温は10℃近い差があります。
元々天気予報が目的ではなく、気象予測ツールの検証データを得るための公開実験なので、
こんなものでしょう。
この結果を、気象予測ツールに反映してこそ意味があるわけです。

繰り返しますが、私が出した数値は、公開実験であって、天気予報ではありません。
当日の天気は、気象台等の予報を御利用ください。
また、私の数値を使用しないようにお願いします。
勝手に使用した場合の利益・不利益は、一切関知しません。



さて、当日の天気はどうなるのでしょうね。 
気になるところです。

 

本日、雨の中をJAMSTEC横須賀本部の一般公開に行ってきました。
詳細は、今後においておきますが、天気については検証しなければなりません。


4月27日と29日に気象予測ツールを用いて強引に計算した結果は、以下の通りでした。
・最高気温 :27.3℃
・日平均気温:20.8℃
・日照時間 :4時間55分
・雨量   :5.0mm

この計算は、実は横浜市のAMEDASデータを用いて計算しています。
理由は、横須賀市にはAMEDAS計測点が無いためでした。

では、実際の天気はどうだったのでしょうか。
以下は、気象庁の横浜市のデータです。

・最高気温 :20.7℃ (-6.6℃)
・日平均気温:17.8℃ (-3.0℃)
・日照時間 :0分    (-295分)
・雨量   :34.0mm(+29.0mm)

元々、目的外の使い方で計算した上に、ツール自体も完成度も低い状態で計算したのですが、結果だけを見ると話になりませんね。
でも、気温の低下傾向も予測できていたし、前日(5月12日)の横浜市の最高気温は27.4℃が1日ずれたと考えれば、近い値が算出できていることが分かります。
この結果は、現状は話にならないレベルですが、悲観するほどでもありません。
気象予測の目標は、旬単位の気温・日照・雨量を予測する事ですので、ツールの精度が向上すれば、目標を達成できる可能性はあるように思います。

ツールの精度を上げるべく、計画している改良を施すことに精力を注ぐことにします。
状況は、当ブログ上で公表していくようにします。

今年は5月13日に開催されたJAMSTEC横須賀本部の一般公開に行ってきました。

かいめい2017

今年も、岸壁には「かいめい」が入っていました。
昨年とは違い、終日の雨で人出は少ないように感じました。

JAMSTEC横須賀本部一般公開かいめいから見下ろし

最初に「かいめい」を見たのですが、岸壁を見ても人影が少なく、寂しい感じでした。
ついでに言うと、「かいめい」のデッキも何も置いておらず、寂しい状態でした。

かいめい2017デッキ

確認はしていませんが、床に見えている白っぽいカバーは、実験室コンテナへの電源と船内ネットワークとの接続端子が収められているのだろうと思います。

「かいめい」の号鍾です。
時刻から見て、撮影したのは五点鐘です。
まあ、お子さん達が慣らしていたのは一点鐘でしたが・・・可愛かったので許します。

かいめい2017ベル

なんでも、笑い免疫力の関係を調べるのだとか。

研究者が真面目に取り組み始めたようです。

笑えば免疫力アップになるとは、お気楽な健康法です。

笑えない結果が出ないことを願うところです。

 

でも、笑う事で免疫力アップに繋がらないにしても、笑える環境なら、ストレスで落ちていた免疫力が元に戻るとも言えますよね。

笑う」ことは、ストレスから解放された証拠なのだと思います。

 

ならば、寄席に行って笑わなくても、ストレスから解放される時間が作れば、身体は本来の生命力を取り戻すのではないでしょうか。
本来の生命力が戻るなら、私のように癌患者も、精神疾患も、もしかするとメタボにもプラスに働くのではないでしょうか。
ほんのちょっとだけストレスを解消するのなら簡単なので、やってみるのも一興かなと・・

  絵画を見に行く
  音楽を聴く
  スポーツジムで汗を流す
  温泉に浸かる
  美味しいものを食べる
  美しい景色の中で手足を伸ばす

等々。

私なら、差し詰めJAMSTECの一般公開に行くことでしょうか。

 

と言うことで、この扉の向こうには・・・

 

 JAMSTEC

 

 

次回をお楽しみに。

 

 

PS

 次回への持ち越しでストレスを感じた?

 私はスッキリしましたけど・・・

実は、JAMSTECの一般公開に行くたびに、私は自慢げに話してきたことがあります。
それは、「地震の発生場所を三次元平面に置き換え、中央構造線を見つける事に成功」と
いうものです。

イメージ 2



これは、四国周辺で発生した地震の震源が三次元空間の平面に分布しているものと仮定し、
最小二乗法で、その平面のパラメータを算出することで求めた結果です。
オレンジの線は、平面が地表と交わる部分を示しています。
この計算の目的は四国の地下のプレート境界を見つける事でしたが、中央構造線に近い
ところを並行して伸びていることから、中央構造線を見つけたものと思い込んでいました。

しかし、hacchan9642様というTwitterの記事を読んで間違いに気付きました。
https://twitter.com/hacchan9642/status/875200943779983360

このTwitterの運営者は、地震学が専門で国の地震予知関係の委員も務めた事がある方です。
その方によると、観測網を離れて南海トラフに近づくに従い深さの決定精度が悪くなり、
見かけ上深くなるのだそうです。
私は、四国沖の地震データを使用して計算したため、見かけ上は南ほど震源が深くなって
いく影響をモロに受けて、偶然にも中央構造線を見つけたようになってしまったのです。

hacchan9642様の画像を勝手にお借りして、どんな風に間違えたのか絵にしてみました。
この絵の水色の部分が、私が書き足したところです。
概ね、水色の□の中の地震データの影響を受けたようです。
その結果、一点鎖線のような平面(側面から見ているので線状になっている)が算出され、
それが地表に出る場所が、偶々中央構造線付近になったのです。
四国中央構造線周辺

恥ずかしいことに、この間違いに気付かないまま、JAMSTECの説明員の方に自慢していました。

あ~、穴があったら入りたい気分です。

11日の横浜研究所の一般公開で、昨年の説明員の方を見つけたなら訂正する事にします。


JAMSTEC横須賀本部の2018年一般公開に行ってきました。
展示船は、昨年、一昨年とかいめいでしたが、今年はよこすかでした。

よこすか1

御存知の通り、よこすかは、しんかい6500の母船です。

しんかい6500

しんかい6500は、昨年は改修中だったので、展示されていませんでした。
今回は、横須賀本部での一般公開では、改修後は初めて展示のはずです。

ところで、4月には宮崎でよこすかしんかい6500を展示しています。

つまり、よこすかしんかい6500を搭載していたのです。
では、どうやってしんかい6500を下ろしたのでしょうか。
質問してみたところ、よこすかを船尾付けで接岸して下ろすのだそうです。
今回も、まず船尾付けで接岸してAフレームクレーンでしんかい6500を下ろした後、改めてよこすかを左舷付けで接岸したのだそうです。
よこすか

残念ながら、腰痛が出てしまい、思うように行動できませんでした。
と言いつつ、いくつか面白いネタも仕込んできましたので、機会を見て紹介していこうと思っています。


昨年は展示がなかったしんかい6500ですが、今年は展示されていました。

昨年に行われた耐圧殻内の大改修後では、耐圧殻の状態も確認されました。

潜水調査船において、耐圧殻は、浮力材と並んで重要な技術です。

 
しんかい6500全景


中国の7000m級潜水調査船蛟竜は、耐圧殻はロシア製、浮力材は欧州の市販品
使用しているそうです。(しんかい6500は、いずれも日本製)

蛟竜の運用最大潜航深度はしんかい6500上回る7000mですが、
安全限界でみると、しんかい6500の10050mに対し、
蛟竜は9625m(あるいは7700m)となっています。

蛟竜しんかい6500を超えることを目標としていたので、
少々無理をしているように思えます。

それは、ライフサポート時間(緊急時の生存可能時間)にも現れていて、
しんかい6500の129
時間に対して、蛟竜は84時間と短くなっています。

もちろん、設計が20年も新しいので蛟竜の方が優れている点もあるのですが、
乗るのはちょっと怖いですね。

 

 

さて、しんかい6500の耐圧殻ですが、実物を作る前に試験を行っています。

JAMSTEC横須賀本部には、その試験装置があります。


高圧水槽実験

実物の3分の1ほどのサイズの耐圧殻を試験装置に入れ、圧壊するまで加圧しています。

その結果、目標深度6500mの約2倍の13200m相当の圧力まで耐えています。

下の写真は、13200m相当の圧力で圧壊した試験用耐圧殻です。


耐圧殻圧潰
 

昨年の大改修で、耐圧殻の検査も行われましたが、製造当時の状態が今も維持されていた
そうです。

近年、後継機しんかい12000の話が出ていますが、中々予算化が進んでいません。

しんかい6500でも13000mに耐えられるから、
しんかい6500でマリアナ海溝も潜ってしまえばいい」と冗談が出るほどだそうです。

 

ちなみに、しんかい6500は老朽船です。

老朽船とは、船齢が20年を越えた船を指します。

しんかい6500は、1989年に完成していますから、30年近い運用実績があります。
潜航回数も1500回を超えており、数々の成果と共に、30年に渡って世界の先端を
走り続けてきた性能と信頼性は、誇るべきものだと思います。

どこかの誰かは、「2位じゃダメなんですか?」とおっしゃいましたが、
30年も経過した老嬢にこれからも仕事をさせるのではなく、
しんかい12000を建造し、役割を分担させていくべきだと、私は思います。

しんかい6500と言えば、支援母船のよこすかを無視することができません。

よこすか全景

ですが、調査船と聞くとコンテナを無視できないのが、伊牟田の悪癖です。

まずは、この写真を見てください。


コンテナ

このアングルは、毎年のように撮影しています。
2016年のコンテナ
2017年は下の写真
コンテナ2017

これらのコンテナには、実験装置が詰め込まれているそうです。
いざ、調査船で調査に行こうとなった際には、コンテナを調査船に積み込みます。
よこすかも例外ではありません。
ただ、しんかい6500を運用するので、昨年のかいめいとは違いがあります
典型がこれでしょう。


IMG_1084

よこすかは、格納庫内にコンテナを搭載しています。
それも、2階部分です。

よこすかにはコンテナのサイズにもよりますが、最大でも6個しか搭載できないそうです。
船体はほぼ同規模のかいめいが10個以上も搭載できる点で、目的の違いを感じます。


コンテナ・オタクの伊牟田の戯言は、これくらいにしておきましょう。 

「ブラックホールの撮影って、何の役に立つんですか?」
どうやら、こんな質問をした方が居るようです。

2、3年前にLIGOが重力波を捉えた際にも、同種の質問がありましたね。
「重力波の研究は、何かの役に立つのか?」

この手の質問をされるメディアの方は、視聴者や読者に分かりやすく伝えたくて聞くのかもしれませんが、考えが浅いように思います。

はやぶさ2が行っている小惑星探査は、何かの役に立つのでしょうか?
はっきり言ってしまえば、直接的に実生活に役立つ内容ではありません。
ですが、日本のメディアは、「はやぶさ2は何かの役に立つのですか?」とは質問しない筈ですし、そのような質問があったとは聞いていません。
なぜでしょうか?
理由は、メディア自身がはやぶさ2の目的を理解しているからだと思います。
逆に言えば、ブラックホールの直接撮影や、重力波の検出の目的を理解していないのだろうと、推察されます。
「何かの役に立つのか?」と聞くのは、メディアの不勉強さが原因なのです。


様々な研究は、実生活に直結するような内容になる事は、まずあり得ません。
例えば、アポロ計画は、実生活に役立つのでしょうか。
月の石を持ち帰ったところで、何の役にも立ちません。
でも、副産物はありました。
例えば、LSIに繋がる集積回路の開発、政府が推進する水素社会に不可欠な燃料電池、焦げ付かないテフロン加工、マジックテープ・・・。
実は、数えきれないほどの副産物を生み出しています。
今回のブラックホールの直接撮影においても、若き研究者が膨大なデータの解析アルゴリズムを開発していますが、将来的にはビッグデータ解析への応用があるかもしれません。

もちろん、研究は、このような副産物を生み出すために行っているわけではありません。
基本は、知への欲求を満たすためにやっているだけです。
産学共同研究のように、実用化を目的とした研究も大切ですが、知識や経験を積み上げていく基礎研究も、同様に大切です。その研究は、直接的に役立たなくても、思わぬ形で役に立つかもしれませんし、永久に役立たないかもしれません。
ただ、役立たないという理由だけでやめてしまうのは、どうかと思うのです。

世の中には、役に立たないものは山ほどあります。
ニュース以外のTV番組は、役に立たないものがほとんどではありませんか。
小説や音楽は、何かの役に立つのでしょうか。
もし、人の心を癒したり、豊かにする力があると言うなら、ブラックホールの画像や、重力波の観測結果は、私の心を豊かにしてくれるので、同じようなものです。
逆に、このような知の探究が見られなくなると、私の心は力を失うでしょう。


JAMSTECは、横須賀本部の一般公開を例年の五月から秋に延期すると発表しました。
秋は、個人的な都合で見に行くことが難しく、私個人にとっては中止に等しい発表でした。
私の心は折れてしまいそうです。

今日はJAMSTEC横須賀本部の一般公開日です。


でも、私は行けませ〜ん!!!!!!


横須賀本部の一般公開は、例年は5月中旬に行われます。
また、例年であれば、今頃は同じJAMSTECの横浜研究所で一般公開が行われます。ところが、横浜研究所は、今年は一般公開は行われず、代わりに7月中旬にミニセミナーが開かれただけでした。
(この時も、私は行けませんでした!)

なぜ、こんな事態になったのか、私なりに推測(こういうのを憶測と言うのかも)してみました。


今年4月9日夜、青森県沖の太平洋で、F35戦闘機が墜落しました。
最新鋭のステルス戦闘機ですので、事故原因解明のためにも、機密保持のためにも、機体の引き揚げは急務となりました。
防衛省からJAMSTECにも応援要請があり、JAMSTEC所属の『かいめい』が借り出されました。
『かいめい』は、4月24日に出港しています。そして、5月8日まで捜索を行い、いくつかの成果も上げて帰還しています。

『かいめい』を派遣するためには、様々な準備と調整が必要なるはずです。
JAMSTECは国の機関ですから、予算に基づいて年間の予定が決まっているはずです。
おそらく、4月10日にはJAMSTECに協力要請があったと思います。
そこから、事務方の御苦労が始まったと思います。

まずは、所有船舶の中から、派遣する船を選定するところから始まったはずです。これは、すぐに決まったでしょう。
続いて、派遣期間を決めなくてはなりません。機体が同盟国以外に渡ることは防ぎたい防衛省とアメリカは、機体の全てを引き揚げるまで捜索の継続を要求する可能性があります。ここの攻めぎ合いは厳しいものだったのではないかと、想像します。最後は、予算を振りかざしたのかなと、勝手な想像を巡らせています。
更には、研究航海の日程変更です。研究航海を変更するとなると、研究者との調整が必要です。研究者にも、その後の予定があるはずですし、場合によっては、他の研究機関(大学など)の所有船も調整したかもしれません。これも、研究者側は被害者ですから、簡単には納得してもらえないこともあったのではないかと予想されます。

これらの調整作業とは別に、『かいめい』を出港させるための準備も、並行して行われたはずです。
防衛省との交渉で、2週間の捜索活動と移動に必要な燃料の補給、乗組員の食糧、捜索の使用機器の搭載、場合によっては捜索機器の制御に使うコンテナも搭載したかもしれません。
捜索ミッションの立案のため、防衛省とJAMSTECの担当者で検討が行われたことは確実です。

これらを片付けたら、やっと一般公開の立案が始まるわけです。
最初に、横須賀本部の一般公開を横浜研究所の一般公開と差し替えることだけを決め、細かな日程調整も何もかも先送りにしていたでしょう。
日産自動車も、駐車場の提供を打診されたとは思いますが、当然、生産計画やら何やら、簡単に都合を合わせることは容易ではなく、ピストン輸送のための京急バスとの調整も、最初からやり直しですし、大変だっただろうと想像します。


事務方の御苦労と御努力に、拍手を送りたい気持ちです。

JAMSTECで建造中の北極域研究船について、船名の募集が始まりました。

詳しくは、以下のリンクを御覧ください。


(応募期間:2023年10月20日 17時00分まで)




この船は、海洋地球研究船『みらい』の後継船に位置付けられる船で、主として北極海で気象や生態系の研究に用いられる予定です。
極域で活動するため、『みらい』にはなかった砕氷能力が与えられています。
また、『みらい』の1.5倍の総トン数に大型化します。


現在、JAMSTECに所属する有人調査船は、『しんかい6500』を含めて、7隻です。
就役時期に並べてみます。

〈船名〉             〈就航〉  〈退役〉
なつしま(しんかい2000支援船)1981年 2015年
淡青丸              1982年 2013年
しんかい2000         1983年 2004年
かいよう             1985年 2015年
白鳳丸              1989年
よこすか(しんかい6500支援船)1990年
しんかい6500         1991年
みらい              1996年      (『むつ』は1972年)
かいれい             1997年 2022年
ちきゅう             2005年
新青丸              2013年
かいめい             2016年


1997年から、9隻の体制を維持してきましたが、2016年には8隻体制、今年からは7隻体制に縮小してきました。

北極域研究船が就航すれば、前進の『むつ』を含めれば船齢が50年を超える『みらい』の退役は確実です。
また、過酷な環境で運用される『しんかい6500』も、既に船齢は30年を超えており、遠くない将来、退役することは確実です。
ですが、代替船になるはずの『しんかい12000』は、予算も付いていません。建造技術も、失われつつあります。
母船の『よこすか』も、『しんかい6500』と同時に退役するでしょう。
『白鳳丸』も、船齢が30年を超えているので、退役時期が迫っています。

間も無く、JAMSTECは、北極域研究船、『ちきゅう』、『新青丸』、『かいめい』の4隻体制に、縮小してしまうのでしょう。

『みらい』が退役した後の未来は、暗いと言わざるを得ません。


と言うことで、北極域研究船の船名は、『くらい』にするべきだと、私は思います。

ってネ。




きつい皮肉はこれくらいにして、候補を考えてみることにします。


JAMSTECの調査船の船名は、地名、科学用語、「かい」で始まる用語に分類できそうです。

まず、地名ですが、『なつしま』と『よこすか』です。
『よこすか』は、母港でも『横須賀』です。
『なつしま』は、JAMSTEC横須賀本部の後ろに控える小山で、元々は「夏島」と呼ばれる島でした。
大日本帝国憲法の起草の地としても、知られています。
JAMSTEC横須賀本部の裏側には、『明治憲法起草地記念碑』があります。

科学用語に該当するのは、『ちきゅう』と『しんかい6500』等です。
科学用語と言うほどのものではありません。
もちろん、『地球』と『深海』の意味です。

「かい」で始まるのは、『かいよう』、『かいれい』、『かいめい』があります。
ただ、「海洋」と「海嶺」は、「海」の『かい』ですが、『かいめい』は「解明」でしょうか。
無人探査機を含めると、『かいこう』が現役ですが、これは『海溝』でしょう。

これ以外では、『みらい』、『白鳳丸』、『淡青丸』、『新青丸』があります。
『淡青丸』は、東大所属の調査船だった経緯から、東大のスクールカラーから命名されたそうです。
『新青丸』は、『淡青丸』の後継船なので、「青」を引き継いだのでしょうか。
『白鳳丸』も、東大の調査船でしたが、『淡青丸』と共に、国立大学法人化でJAMSTECに移籍されました。用語としては、7世紀の『白鳳時代』がありますが、命名の由来はわかりませんでした。



個人的に、命名を考えてみます。

まず、「かい」で始まる名前を考えてみました。

『かいげん』・・・開眼
『かいだい』・・・海台
『かいちょう』・・海潮、開帳
「かいひょう』・・海氷

開眼と開帳は、北極海を開き見る意味を持たせています。


地名でも、考えてみました。

『むつ』・・・・・陸奥
『そうや』・・・・宗谷

陸奥は、『みらい』の母港のむつ市に因むものです。
宗谷は、日本最北の市で、日本初の南極観測艦の名前でもあります。


今までのJAMSTECの調査船にはないパターンですが、人名でも考えてみました。

『うえむら』・・・植村直己(冒険家)
『のなか』・・・・野中到 (気象研究者)

植村直己さんは、冒険家と知られています。1978年には、北極点に達しています。
野中到さんは、富士山頂での気象観測を始めた人物で、日本の気象観測において、大きな足跡を残しました。北極域研究船の建造目的の一つが極地気象研究なので、この方が浮かびました。


最後は、科学用語です。

『びゃくや』・・・白夜

これは、説明の必要もないでしょう。

でも、一日中、真っ暗な『極夜』の方が、今の日本に似合っているように、私は思います。
ホント、お先真っ暗ですよ・・・

(JAMSTEC 4隻体制かぁ・・・)

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