豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 自給自足型農業

今日は、白菜の作付面積です。
 
白菜の消費量は、年平均で7.2kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、511kg/aです。
一人分の白菜を生産するには、0.014aが必要です。
 
白菜も、連作障害があります。同じ場所には2年間は植えない方が良いようです。
白菜の熱量は、100g当たり14kcalしかありません。
 

今日は、ホウレンソウの作付面積です。
 
ホウレンソウの消費量は、年平均で2.1kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、122kg/aです。
一人分のホウレンソウを生産するには、0.017aが必要です。
 
ホウレンソウも、連作障害があります。1年置きに栽培する方が良いようです。
ホウレンソウの熱量は、100g当たり23kcalです。

今日は、ネギの作付面積です。
 
ネギの消費量は、年平均で4.1kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、206kg/aです。
一人分のネギを生産するには、0.02aが必要です。
 
ネギは連作障害がないとされていますが、連作すると生育は少し悪くなるようです。
ネギの熱量は、100g当たり28kcalです。

今日は、トマトの作付面積です。

トマトの消費量ですが、年平均では5.7kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、驚きの597kg/aです。
一人分のトマトを生産するには、0.01aしか必要ではありません。
 
トマトに連作障害があることは、よく知られています。
トマトの熱量は、100g当たり18kcalです。

今日は、レンコンの作付面積です。
 
レンコンの消費量は、年平均で0.43kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、120kg/aです。
一人分のレンコンを生産するには、0.003aで足ります。
カブと同様、座布団2枚分程度です。
ですが、御存知の通り、レンコン畑は非常に特殊です。
 
「豊葦原中津谷」では、レンコンの生産は考えていませんが、
必要な作付面積は非常に小さいので、実験的にレンコンを作るのも面白そうです。
何より、ハスの花はきれいですから。

今日は、キュウリの作付面積です。
 
キュウリの消費量ですが、年平均では5.0kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、556kg/aです。
一人分のキュウリを生産するには、0.01aしか必要ではありません。
 
キュウリは、連作障害があります。
キュウリの熱量は、100g当たり16kcalです。
 

今日は、ナスビの作付面積です。
 
ナスビは、夏秋ナスビと冬春ナスビがあります。
ナスビの消費量ですが、両者を合わせた年平均は2.6kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、
夏秋ナスは245kg/a、冬春ナスは982kg/aです。
一人分のナスビを生産するには、0.01aしか必要ではありません。
 
ナスビは、連作障害があります。
ナスビの熱量は、100g当たり24kcalです。
 
 
実は、個人的には、ナスビは大嫌いです。
滅多に口にすることはありません。
なので、私なら年間の消費量は100gくらいかもしれませんね。

今日は、カボチャの作付面積です。
 
カボチャの消費量ですが、両者を合わせた年平均は2.6kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、123kg/aです。
一人分のカボチャを生産するには、0.02aが必要です。
 
カボチャは、ウリ科ですが、連作障害がほとんどありません。
カボチャの熱量は、100g当たり26kcalです。

今日は、ふきの作付面積です。
 
ふきの消費量は0.1kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、202kg/aです。
一人分のふきを生産するには、0.0005aが必要です。
この広さは、LPレコード1枚分よりも狭く、CDでも3枚分ほどです。
 
ふきの熱量は、100g当たり11kcalです。
 
 
「豊葦原中津谷」の周辺では、ふきはどこでも自生しています。
だから、栽培して収穫するという感覚は、私にはありませんでした。
土手に生えているふきを食べる分だけ採ってくるというのが、私の感覚です。
 

今日は、カボチャの作付面積です。
 
カボチャの消費量ですが、両者を合わせた年平均は2.6kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、123kg/aです。
一人分のカボチャを生産するには、0.02aが必要です。
 
カボチャは、ウリ科ですが、連作障害がほとんどありません。
カボチャの熱量は、100g当たり26kcalです。

 
カボチャは、国産比率が高い他の野菜と違い、輸入比率が高い野菜です。
およそ三分の一を輸入に頼っています。
これは、収穫からの消費期限が長いため、輸送に時間が取れるためでしょう。

今日は、小豆の作付面積です。
 
小豆の消費量は0.5kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、19.6kg/aです。
一人分の小豆を生産するには、0.0236aが必要です。
この広さは、畳一枚半ほどです。
 
小豆の熱量は、100g当たり339kcalです。
 
 
小豆と言えば、枕にも使われます。
ただ、私は、そば殻の方が好きです。

今日は、シイタケの作付面積です。
 
シイタケの消費量は0.6kg/年・人です。
シイタケは、単位面積当たりの生産量のデータは見当たりませんでした。
代わりに、原木の重量や容積はデータがありました。
それによると、680g/本、66kg/㎥くらいです。
原木が1本(約0.01㎥)あれば、一人分の生産ができることになります。
 
シイタケの熱量は、100g当たり34kcalです。
 
なお、シイタケの栽培方法は、原木栽培と菌床栽培があります。
「豊葦原中津谷」では、原木栽培を考えています。
「豊葦原中津谷」の西側は、雑木林の中が谷に向かって緩やかな傾斜になっています。
ここは、シイタケ栽培に充分な広さと環境があります。
 
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今日は、スイカの作付面積です。
 
スイカの消費量は2.5kg/年・人です。
単位面積当たりの生産量は、280kg/aです。
一人分のスイカを生産するには、0.09aが必要です。
 
スイカの熱量は、100g当たり30kcalです。
 
 
作付面積の調査の中で、初めて果物に触れました。
果物は、ビタミンや水分、糖分等の摂取に必要だと考え、加えてみました。
それに、自給自足でも、食べる喜びが無ければ、つまらないですから・・・
 
 
余談ですが、スイカは、厳密には野菜に分類されます。
果物は、木になる果実を指すそうです。
 

さてっと
これまで28品目の作物について、年平均消費量と必要な作付面積を調べてきました。
この28品目で、年間に必要なカロリーを得られるか、調べてみました。
その結果、年間486000kcalを生産できることが分かりました。
一日当たりに換算すると、1330kcal程度です。
 
厚生労働省が発表している食事摂取基準では、身体活動により差はありますが、
概ね、男性は2600kcal、女性は2000kcalです。
食いしん坊の私は、この基準よりもたくさん食べているはずです。
 
 
ついでですが、
作付面積の単純な合計は、約5aです。
ですが、裏作も作れるので、実際には同じ面積で倍近く栽培できると思います。
「豊葦原中津谷」では、7aで一人分の食糧を生産するつもりですが、
それぞれの作物の作付面積を2~3倍にしても、実質では7a以内になるはずです。
 
どうです 
問題ないでしょ
 

ここ数日、輸入食糧の安全性に具体的な問題が発覚し、大いに盛り上がっています。
一昨日も、食の安全を自国の管理下に置くには、食糧自給しかないことを述べました。
日本の未来を考える上で、食糧自給率の向上は避けて通れない課題なのです。
 
本blogは、当初から食糧自給率の向上を掲げてきました。
その足掛かりとすべく、「豊葦原中津谷」で自給自足を始める事を決意しました。
実際の自給自足は、早くても5年後ですが、それに備えるため、2014年2月25日から6月4日まで、消費量から見た目標とする作付面積を調べてきました。
その後、この結果に必要な熱量や個々の栄養価を追加してきました。
 
本章では、栄養価から見た作付面積を検討していきます。
 
 
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このグラフは、本blogで作付面積を調べてきた28品目について、栄養価を
調べた結果です。
この内容については、明日以降に解説していく予定です。
 

まずは、グラフの説明から始めます。
 
28品目について、日本国内の消費量と単位面積当たりの収穫量から、必要な作付面積を調べてきました。
厚生労働省が公表している必須栄養素を、この28品目について調べてみました。
その結果、熱量が必要量の半分程度しかありませんでした。
この原因の分析はしていませんが、肉類を含めていないためだと思われます。
 
「豊葦原中津谷」では、水田と畑作のみから必要な栄養素を得る方針です。
そこで、必要な熱量を得るために作付面積を増やした場合を想定し、必須栄養素を摂取できるのかを調べてみることにしました。
 
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上のグラフは、必要な熱量を摂取できるように作付予定面積を増やした場合を想定したものです。
グラフの横軸は、栄養素の過不足を表しています。
0%は過不足なく摂取できること、0%より左側は不足を意味します。
 
今回、23項目について調査しています。
個々の項目については、今後、解説する予定です。
 

前の項で、必須栄養素の計画について記述しましたが、
今日は、「豊葦原中津谷」で生産が難しいと思われる栄養素について記します。
 
まずは、下のグラフを見てください。
 
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この9栄養素は、「豊葦原中津谷」での生産が難しい栄養素です。
 
グラフは、作物の生の栄養素のみですので、調味料は考慮していません。
和食は、味噌・醤油・食塩等の塩分が多いので、ナトリウムの不足は心配ありません。
また、調理には食用油を使うので、脂質の不足も心配ないでしょう。
むしろ、ナトリウムも脂質も、過剰摂取が心配なくらいです。
 
このグラフを見て意外なことは、ほとんどの栄養素で男性より女性が不足していることでしょう。
これは、必要な熱量に対して、各栄養素の必要量が多くなっているためです。
厚労省が、何故このような必要量にしたのかは不明です。
 

前項でも、不足栄養素を扱いましたが、その続きです。
 
不足栄養素の内、ビタミンB12とビタミンDは、野菜等の作物から得ることが難しい
栄養素です。
ビタミンDは、きのこ類から僅かに摂取できますが、
例えばシイタケで必要量を得るためには、毎日36kgも食べなくてはなりません。
ビタミンB12は、きのこを含め、野菜類からは得ることができません。
 
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さて、ビタミンB12とビタミンDは、何に多く含まれているのでしょうか。
実は、海産物には豊富に含まれています。
残念ながら、「豊葦原中津谷」は海からはかなり距離があります。
ビタミンB12とビタミンDは、スーパーで魚介類を買うしか無さそうです。
 

不足栄養素の第三弾です。
 
ビタミンB12、ビタミンDと同様、ヨウ素も野菜などの作物から得ることが難しい
栄養素です。
 
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ヨウ素が多く含まれている食材は、海藻類です。
また、魚介類も、比較的多く含んでいるようです。
ヨウ素は、1年間で約48mgが必要です。
真昆布(素干)なら20g/年、ほしひじきなら100g/年で必要量を摂取できます。
マダラなら14kg/年を食べる必要があります。
 
自給自足は、非常に難しいことが分かりますね。
 

不足栄養素の第四弾です。
 
カルシウムは、農作物にあまり含まれていません。
そのため、魚介類も多く摂る和食では、唯一、不足する栄養素と言われています。
 
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農産品では、大豆、小松菜、ホウレンソウ等に多く含まれています。
また、魚介類では、骨ごと食べる小魚に多いことは、言うまでもありません。
 
「豊葦原中津谷」では、魚介類への依存を減らすため、大豆を増やす事を考えています。
ただ、単純計算では作付面積を10倍に増やす必要があり、現実的ではありません。
まだまだ、検討が必要なようです。
 

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