今回は、工程管理における具体的な優先度について、検討してみたいと思います。
下記のようなプロジェクト、タスク、イベントの構成とします。
この場合に、処理する順番を考えます。
親プロジェクト内の各イベントの日限は、上ほど早く、下ほど遅いものとします。
├親プロジェクト1
│ ├タスク1 ①
│ ├子プロジェクト1
│ │ ├タスク11 ①
│ │ └イベント11 ②
│ ├子プロジェクト2
│ │ ├タスク21 ①
│ │ └孫プロジェクト21
│ │ ├タスク211 ①
│ │ └イベント211 ②
│ ├タスク2 ③
│ ├タスク3 ④
│ └イベント1 ⑤
│
└親プロジェクト2
├タスク4 ①
├イベント2 ②
├タスク5 ③
└イベント3 ④
処理順は、①~⑤で表しました。
①が非常に多いことに気付くと思います。
同じ処理順の場合、その後ろにあるイベントの優先度に従い、処理順を決めます。
次回は、優先度が異なるタスクやイベントの処理順の決定方法を検討します。