では、全国では、最速の開花はいつでしょうか。
実は、潮岬も開花の観測は行われなくなっています。
このデータだけで、『地球寒冷化』を主張することは出来ないでしょう。
食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)



そろそろ八重桜が見頃になる事ですね。
でも、ソメイヨシノは散ってしまいました。
散る前に千鳥ヶ渕で撮影したソメイヨシノを見ながら、反省会を続けましょう。
前回までの検証で、サクラの開花予想が問題点だらけだったことが分かっていますが、
大きく分けて(?)、気温の予想と、サクラ開花の法則の2点です。
今回は、気温の予測について、少しだけ深堀してみました。
昨年のサクラの開花予想では、2日だけでした。
昨年との違いは、計算に用いたプログラムの他に、計算に使用した気象データの期間が
あります。
今年の気温の予測で使用した気象データは、1953年1月17日~2018年1月16日
でしたが、昨年のサクラの開花予想では、2016年7月1日~2017年2月23日の
気象データを用いていました。
そこで、使用する気象データの期間を短くした場合との違いを検証することにしました。
気象データ期間=1954年~ サクラ開花予想日=3月26日
気象データ期間=1986年~ サクラ開花予想日=3月26日
気象データ期間=2002年~ サクラ開花予想日=3月25日
気象データ期間=2010年~ サクラ開花予想日=3月27日
気象データ期間=2014年~ サクラ開花予想日=3月23日
気象データ期間=2016年~ サクラ開花予想日=3月23日
気象データ期間=2017年~ サクラ開花予想日=3月23日
全体の傾向としては、気象データの期間を縮めた方が、精度が高まるように思えます。
見方を変えると、気候の変化が激しく、長い期間の気象データを用いた方が変化に追随
できなくて、このような結果になっているのかもしれません。
サクラ開花予想の大反省会も2回目です。
東京周辺は、この週末がお花見の最後のチャンスと言われています。
遠山の金さんが現れそうな桜吹雪が、各地で見られるようです。
(六義園の枝垂れ桜)
前回は、気温の予想精度を確認しました。
気温の予測は、2018年1月16日までの気象データで予測した場合を紹介しました。
今回は、開花日の2018年3月17日までの気象データで計算してみました。
流石に、実測値をトレースしているので、実測値に近い動きになっています。
予測値とは比較にならないくらいに、実測値に近付いています。
3者を比較すると、次のようになります。
さて、肝心なサクラの開花予想への影響ですが、3月17日までの気象データによる計算
結果でサクラの開花予想をしてみました。
サクラの開花予想日は、3月27日!
実際の開花日までの気象データを用いても、サクラの開花予想は変化しませんでした。
つまり、4730Kの法則自体にも、問題があるということです。
むしろ、基準になる日付けの精度が高いことから、気温の予測の根幹部分の問題は少ない
ように思えてきました。
次回は、更に掘り下げてみたいと思います。


2018年の東京のサクラ開花予想日は、
3月27日
開花予想に用いた法則は、下記の2種類です。
157℃の法則(改):起点温度=日平均気温 9.94℃ 積算温度= 168℃
4730Kの法則(改):起点温度=日平均気温 8.13℃ 積算温度=5039K
これらについて、
1月16日までの気温実測値から算出した開花予想日は、以下のようになりました。
157℃の法則(改):3月31日
4730Kの法則(改):3月27日
昨年からの改良点は、気温予測ツールの刷新です。
これに苦労して今日まで発表できずにいたのですが、
新しい気温予測ツールの計算結果に特徴的な周期が現れたことから、
実用レベルに達したと判断し、発表に漕ぎ着けました。
なお、サクラの開花特性は、2017年と同じ手法を用いています。
157℃の法則(改)と、4730Kの法則(改)で計算しましたが、
昨年同様、4730Kの法則(改)を採用することにしました。
さて、本日であれば、2月9日までの気象データを使えるのですが、
4週間も短い1月16日までの気象データしか使用せずに計算しています。
これは、ウェザーニュースと同等の条件で開花予想を出したかったためです。
というのも、ウェザーニュースが開花予想を発表したのは1月18日で、
同日に私も発表するためには、1月16日までの気象データしか利用できないためです。
まあ、自己満足のレベルでしかありませんが・・・
さて、予想した3月27日ですが、気象会社の予想よりも遅めの結果となりました。
さて、今年はどうなりますでしょうか。
今後ですが、三つのテーマで書いていきます。
まず、やり残している「サクラの開花法則の研究」です。
二つめは、開花宣言後の「反省会」です。
三つめは、気温予測ツールで明らかになった発見について、報告したいと思っています。
御期待ください。
1月18日、ウェザーニュースより今年のサクラの開花予想が発表されました。
それによると、各地の開花予想は、以下のようになっています。
福 岡 : 3月22日
佐 賀 : 3月22日
熊 本 : 3月22日
高 知 : 3月22日
東 京 : 3月22日
名古屋 : 3月25日
大 阪 : 3月27日
京 都 : 3月29日
仙 台 : 4月 6日
札 幌 : 4月29日
例年ですと、この時期には東北以北の予想は誤差が大きくなるので、開花予想は発表しないものですが、今年は札幌まで発表されています。
この予想が、後続の発表でどのように変わっていくのか、見ていきたいと思います。
さて、私のサクラの開花予想は、いよいよ苦しくなってきました。
なんとか、来週の発表に間に合わせたいと思っています。



サクラ(ソメイヨシノ)は、暖かくなると咲き始めます。
ならば、暖い沖縄が一番早く咲くように思えますが、沖縄ではソメイヨシノは咲きません。
奄美地方でも、近年では種子島・屋久島地方でも、ソメイヨシノは咲かなくなっています。

どうやら、寒さを感じないと、サクラは咲かないようです。
これが、休眠打破の考えの基となっています。
ですが、前回も書いたように『休眠打破』を言葉の通りに取ると、暖かい年に開花が遅れる現象を説明できません。
では、休眠打破の具体的な仕組みはどうなっているのでしょうか?
私が考える仕組みは、以下の通りです。
花芽が育つ気温には幅があるのだろうと考えています。
花芽は、落葉の時にはできています。
おそらく、落葉時の気温より低い時に花芽が育つのだろうと考えています。
しかし、ある気温より低くなると、花芽の成長は遅くなり、更に下がると止まってしまうのだろうと思います。
この考えでは、気温が高過ぎても花芽の成長は止まるので、暖かい地方で咲かない事が説明できます。
ただ、肝腎の開花の遅れは、落葉の遅れでしか説明できません。
と言う事で、次回は落葉時の気温と開花時期の関係を、更に深掘りしてみたいと思います。
サクラ開花予想において、「休眠打破」という単語がしばしば使われます。
「『休眠打破』が上手く働かず、サクラの開花が遅れる」といった説明に使われます。
サクラは、冬場の低温に晒されると、花芽が育ち始めます。
これを『休眠打破』と呼びます。
冬場が高温の年は花芽の成長開始が遅れるので、サクラの開花も遅れるのです。
「ちょっと待ったぁ!」
「なぁに? ヒケじい」
「暖冬の翌年はサクラが開花しないなら分かるが、あったかい春になってから何日か遅れるだけで開花するのは、なんでかのぉ?」
ヒケじいの言うように、寒さを経験していないだけなら、寒さを経験するまで開花はしないはずです。
例えば、「2月に零下に下がらなかったから開花しない」なら分かるのですが、
「零下に下がらなかったから3~4月の暖かい日が長く続かないと開花しない」は変です。
『零下に下がらなかった』、あるいは『10℃以下の日が少なかった』のに、15℃とか20℃の日が代用されて開花するというのは、『休眠打破』の説明としては不自然です。
サクラの『休眠打破』は、もう少し違う仕組みが働いているように思います。
その辺りは、次回に考えてみましょう。