東京で、ソメイヨシノが開花しました。
東京としては史上最速の開花でした。
では、全国では、最速の開花はいつでしょうか。
では、全国では、最速の開花はいつでしょうか。
開花日の観測が始まった1953年以降では、3月10日の開花が最速のようです。
最速記録は、延4ヶ所で記録されています。
種子島:1959年、1973年
潮岬 :1959年
高知 :2010年
意外に古い時代に、ソメイヨシノの開花最速記録が多いことに気付かれたと思います。これを、地球寒冷化の証拠と言い出す方が居ては問題なので、少し解説しておきましょう。
ソメイヨシノは、暖かすぎると開花しない性質があります。この性質のため、屋久島がソメイヨシノの南限とされていました。ですが、地球温暖化の影響で南限が北上し、現在は九州本島が南限になっています。
種子島は、開花しても満開にならないなど、ソメイヨシノの開花が不安定になり、現在は開花の観測はされていません。
実は、潮岬も開花の観測は行われなくなっています。
このデータだけで、『地球寒冷化』を主張することは出来ないでしょう。
実は、潮岬も開花の観測は行われなくなっています。
このデータだけで、『地球寒冷化』を主張することは出来ないでしょう。
ソメイヨシノの開花の最速記録は、3月10日が限界かもしれません。同時に、これを記録するのは、ソメイヨシノの南限を示しているのかもしれませんね。
東京は、3月14日に開花しました。
ソメイヨシノの南限が、東京に迫っているのです。