豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 気象予測

サクラの開花予想2018も、第29弾から再開し、気温の予想プログラムについて
書いてきましたが、気温の予想プログラムはこれくらいにして、サクラの開花条件に
ついて、調べていくことにしましょう。


2017年のサクラ開花予想は、-10℃を基準に、札幌と東京の開花日までの積算気温を
計算して、開花条件を推定しました。

累積気温(最高気温+絶対温度)

しかし、この計算方法による計算結果と実際の開花日との間には、標準偏差で3日程度の
誤差がありました。

単に開花日の振れ幅をみると、標準偏差で6日を超えていましたので、前述の計算方法は
多少なりとも有効性が認められます。

ただ、まだまだサクラの開花条件に迫れていないのも事実です。

サクラの開花予想 2018 では、気温予測の改良と合わせて、サクラの開花条件に迫って
いこうと考えています。
 

サクラ開花予想2017の反省の通り、今回は休眠打破にも迫ってみたいと考えています。

因みに、休眠打破に迫るには、関東ならちょうど今頃の気温が鍵になると考えています。

 

詳細は、次回から少しずつ書いていこうと思います。



仮に、データが160日分あるとします。

この場合、データ数150日分で区切りますが、残る10日分を無駄にしないために、160日分でも計算します。
しかし、本来は、150日の2倍の300日分で計算するはずなので、対象となる周期も12~300日とすべきです。
この時、最大周期の300日では、データが160日しかないので、 精度が落ちます。

これを解決するために、「サクラの開花予想 第31弾」で最大周期をデータ日数とするとしていましたが、データ日数の二分の一とするように、訂正することにします。

もう一つ、当初は、最小周期を6日とし、1%誤差で4分の1周期をデータ量の上限とすることにしていましたが、計算の容易性から、2のn乗を基準とするように変えます。
これに伴い、最小データ周期を128日とします。

具体的には、下記です。

 データ量:  128日    対象周期:   6~  64日
 データ量:  256日    対象周期:  12~ 128日
 データ量:  512日    対象周期:  24~ 256日
 データ量: 1024日    対象周期:  48~ 512日
 データ量: 2048日    対象周期:  96~1024日
 データ量: 4096日    対象周期: 192~2048日
 データ量: 8192日    対象周期: 384~4096日
 データ量:16384日    対象周期: 768~8192日


これで、データの扱いと、計算対象周期は、終了とします。



前回も述べたように、東京には150年近い気象データがあります。

つまり、最長150年周期の変化を炙り出せる可能性があります。


でも、もう少し考えておく必要があります。



炙り出す周期は、長周期と短周期のどちらを先に計算するべきでしょうか?

どう考えても、年較差は他よりも変化の幅(振幅)が大きいことは間違いありません。
となれば、周期の長短に関係なく、1年周期について計算すべきでしょう。
そして、データから1年周期の変動を取り除いた上で、他の周期を炙り出すようにします。

ですが、長周期と短周期のどちらを先に計算するべきか、結論は出ていません。
ここで考えるべきは、具体的なデータの扱いです。
2014年7月18日から今日(2017年10月29日)までの1200日分のデータがあるとします。
長周期の炙り出しを行う場合、この全てのデータを使用する事になります。
ですが、最短周期の炙り出しを行う場合、2017年6月2日から今日までのデータしか使いません。
なぜ、2017年6月1日以前のデータを使わないのか。

「サクラの開花予想 第29弾」でも書いているように、短周期のデータはデータの間隔が荒いために精度が低く、また何周期も繰り返していくうちに僅かな周期のズレでも大きなブレになってしまいます。
従って、短周期を炙り出しても、そのデータを基にして計算外の領域に展開することはできません。

なので、長周期から炙り出していくことにします。



計算の順序は、以下のようにします。

1.1年周期を計算し、1年周期の変動をデータから取り除く。
2.データの許す限り最長周期から計算し、その結果を基に変動分をデータから取り除く。
3.上記を繰り返しながら、最短周期の6日までを計算していく。


これでも、まだ問題が残っています。
それは次回に・・・

対象とする最短周期は6日。
それを基準に、計算に用いるデータは150日間程度と決めました。
でも、まだ問題があるのです。


150日のデータから炙り出す最長周期は、どうしましょうか。

データ期間を超える周期は、精度を落とす原因となります。

そうなると、150日を超える周期を炙り出すことはできないことになります。

予め周期が分かっている1年周期は計算できないこともありませんが、1周期の半分にも満たないデータ量で計算するので、計算精度は低下します。
150日を超える周期は、周期自体が不明なので、まともな計算は難しいと思います。


そこで、周期を倍々にしながら、より長い周期を炙り出すことにするつもりです。

具体的には、下記のようにします。
 データ量: 150日分   対象周期:  6~ 150日
 データ量: 300日分   対象周期: 12~ 300日
 データ量: 600日分   対象周期: 24~ 600日
 データ量:1200日分   対象周期: 48~1200日
 データ量:2400日分   対象周期: 96~2400日
 データ量:4800日分   対象周期:192~4800日
 データ量:9600日分   対象周期:384~9600日



サクラ開花予想は、今年も東京のみで行います。

東京は、150年近い気象データがあります。

後日、問題にするつもりですが、データ量が多いと計算が大変になるので、その辺りも考えなければなりません。

でも、その前に解決しなければならない問題が残っています。
次回は、そちらから解決していきます。

前回は、データが1日単位なので、1ラジアン=1日となる6日を最小周期として計算することを決めました。

単純に考えるなら、データが多くなれば精度が高まりそうですが、データは多ければ多いほど良いのでしょうか?

どうも、そう単純ではなさそうです。

気象の周期は、地球の自転や公転周期ほどは安定していないので、データが多いほど周期のブレの影響を受けやすくなると考えられます。

しかし、ブレを予測する方法を、私は持ち合わせていません。

私にできることは、ブレが結果に影響しないようにすることです。
そこで、ブレが周期の1%だと仮定し、累積誤差が4分の1波長を超えないように、データの最大量を制限することにします。

つまり、推定周期の25倍までのデータを基本として、周期を炙り出すことにします。

前述の最短周期の6日から、データは150日程度とします。



これで、また新たな問題に気付いてしまいました。
それは、次回に・・・ 

本日より、本格的にサクラの開花予想を再開します。


昨年は、一年周期の気温変化を三次式で近似する手法を用いていました。

これは、計算を容易に行うための手段でした。

しかし、変曲点に当たる5月上旬や11月上旬を境に、それより外側の時期は、
データとして取り込むことも、データから推測することも、理論的に不可能でした。

 

そこで、今年からは三次式をやめ、正弦曲線で近似するように変更します。

これにより、長期のデータから気温の周期変化を計算することが可能になります。

 

ただ、これだけで解決するわけではありません。

まず、周期の短い気温の変化を計算する際、誤差が出やすいのです。

世の中では、「三寒四温」が知られていますが、
実際に、1週間程度の周期で天気が変わる傾向があります。

「ここのところ、週末はいつも雨!」なんて経験もあると思います。


固定の周期としては、地球の自転による1日周期と、公転による1年周期がありますが、
1日周期はデータ量が増える割には天気の影響で崩れやすいので、私は使用していません。

そのため、1週間程度の周期を計算する際に、
約1ラジアン刻みの荒いデータで計算しなければなりません。

これが、1日周期のデータで炙り出せる下限になると思います。

今回は、1日≒1ラジアンとして、炙り出す周期の下限を6日とすることにします。



これだけでは、問題は解決しません。
むしろ、問題を増やす事になります。
解決には時間が掛かりそうなので、少しずつ紹介していくことにします。
 

サクラ開花予想も、三年目に入ります。

2017年版は、東京で2日、鹿児島で3日の差でした。
この成績は、気象会社のサクラ開花予想を上回るものでした。
しかし、裏側を見ると、標準偏差は3日もあり、前日の誤差はマグレに近いものです。

この反省を基に、2018年版を始めたいと考えています。
主要な改良点は、気温変化の予想プログラムの改良と、サクラの開花特性の分析方法に変更です。

標準木

改良過程の当ブログへの掲載は、週に1回程度となる予定です。
最終的な2018年の開花予想は、1月21日を目標にします。

およそ150日の長丁場ですが、お付き合いの程、お願い致します。

サクラの開花予想をする上で、気温の予測精度も大切ですが、そもそも予測方法が正しいのか、検証する必要があります。
今回は、当ブログの開花予想で用いた法則について、検証を行います。


当ブログで用いた法則には、下記の4種類がありました。

    157℃の法則   -10℃を基準とした平均気温の積算値で算出
   4730Kの法則   絶対零度を基準とした平均気温の積算値で算出
    300℃の法則   -10℃を基準とした最高気温の積算値で算出
   5045Kの法則   絶対零度を基準とした最高気温の積算値で算出

これらは、いずれも東京と札幌の過去の開花日前の気温から算出しました。
具体的には、横軸には開花日前の積算気温、縦軸には開花日前の気温をとったグラフを、東京の実測値と札幌の実測値について作成し、両者のグラフの交点から、起点温度と積算気温の関係を読み取る手法です。
しかし、いずれの手法でも、予測日と実績との差の標準偏差は、3日余りありました。
つまり、今回のように2日程度の誤差で予測が的中する確率は、半分もなかったのです。
その意味では、検証するまでもなく、今回の結果はマグレと言われても仕方がなかったのです。

では、なぜ誤差が発生するのでしょうか。
その一つが、下記のグラフに現れています。

予測方法の誤差

これは、最高気温による起点温度と積算気温の関係を示したグラフです。
東京の実測値と札幌の実測値から、起点温度を求めようとしたのですが、実測値だけでは正確な交点を読み取ることが難しいため、3次関数で近似することにしました。
(上のグラフの滑らか線が近似値です)

しかし、グラフの左端の三角(水色)の部分から分かるように、札幌の気温は、近似値と実測値との間に無視しがたい違いがあります。
これが、誤差の要因の一つになったものと思われます。
この部分は、来年のサクラ開花予想の課題と考えています。



これ以外の要因としては、気温の積算方法が考えられます。

今回の開花予想では、-10℃、または絶対零度を基準として、積算気温を計算しました。
しかし、休眠打破の特性を考えると、もっと高い気温が基準となるはずです。
来年のサクラ開花予想までには、この問題も解決したいとおもっています。



最後に、総括します。

王手の気象会社と同等以上の精度で開花を予想できたのは、マグレだったと言われても仕方がないところがあります。
ですが、東京の開花予想のみならず、全く異なる手法ながら鹿児島の開花予想も気象会社より高い精度で予測できた事実もあります。
特に、鹿児島の開花予想は、相関係数が0.9を超える高い精度が確認できています。
また、サクラの開花時期は、標準偏差で6日以上のばらつきがありますが、今回の手法でも標準偏差で3日程度に収まっていることから、多少の予測はできていたと思います。
これらから、基本的な考え方は、大きな間違いがないと思っています。

同時に、多くの課題も見つかりました。
気温の予測精度、起点温度の確定精度、積算気温の基準温度、休眠打破との整合性等は、来年のサクラ開花予想に反映しなければならない課題だと考えています。

個人的には、昨年は己の数学力の不足を痛感しつつ断念せざるを得ず、悔しい思いをしましたが、今年はまずまずの結果を得られたことに満足しています。
もちろん、課題が明確になった状態で放置するつもりはなく、来年には更に高精度の開花予想を実現したいと意気込んでいます。
そして、この延長線上にある、本来の目標である気象予測が、具体的な形として見え始めています。

これからも、地道に努力を積み重ねていくので、御期待ください。

今日(4月5日)、やっと鹿児島でソメイヨシノが開花しました。

東京の開花から遅れる事、実に2週間余り。
私の予想(2月25日更新)よりも3日遅れの開花でした。


九州の県庁所在地の開花を見てみると、ほぼ北から南へと桜前線が進んでいきました。

 福 岡   3月25日  北緯33度34.9分
 佐 賀   3月30日  北緯33度15.9分
 大 分   4月 4日  北緯33度14.1分
 熊 本   4月 1日  北緯32度48.8分
 長 崎   3月30日  北緯32度44.0分
 宮 崎   4月 2日  北緯31度56.3分
 鹿児島   4月 5日  北緯31度33.3分
 (※大分市は暖冬の影響で開花が遅れたとみられています)

温暖化の影響で、「休眠打破」が遅れる傾向が現れていると思われます。



過去に遡り、鹿児島市の開花日について比較してみましょう。

2013年は3月15日に開花しており、これが鹿児島市の開花日の最早記録です。
反対に、今年の開花日は最遅記録です。
両者を比較すれば、見えてくる事実もあるでしょう。

今年との気温変化の違いが、以下のグラフです。

鹿児島市気温変化
(※1週間の気温を平均しています)

2013年に比べると、今年の方が1月上旬までの気温が高いことが分かります。
ですが、それ以降は、総じて今年の方が気温が低い日が続いています。
「休眠打破」の考え方が正しいのなら、1月上旬までの気温に原因がある事になります。

以下のグラフは、2013年と今年の気温差を表しています。

鹿児島市気温差2
(※1週間平均値を基に気温差を計算しています)

明らかに、1月上旬前は今年の方が気温が高いのですが、1月中旬以降は今年の方が気温が低いことが分かります。
これを見ると、「休眠打破」だけが開花の遅れを説明できるわけではなさそうです。
また、鹿児島市の開花日は、気温が最も下がる日付けと強い相関関係(相関係数≒0.9)があることが分かっています。
この事実と「休眠打破」の考えは、相容れないところもあります。

これらは、来年のサクラ開花予想をする際に、分析していこうと思っています。


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鹿児島市の開花予想は、オマケで行ったものです。
また、本編である「サクラ開花予想2017」とは全く異なる方法を用いています。
ですので、「サクラ開花予想2017 【反省会】」では検証を行う予定はありません。

あしからず!

気温の予測が、サクラの開花予想の肝ですが、今回も予測と実際との差を解析します。


前回の検証では、気温の変化パターンをある程度は予測できていたことが分かりました。
今回は、予測と実際との差を具体的に見てみようと思います。

予測気温と実測値の差

予測と実測の日々の差を見ると、全体的に平均気温の方が最高気温よりも差が小さい事が分かります。
差の標準偏差は、以下のようになっています。

 平均気温 : 2.06℃
 最高気温 : 2.63℃

平均気温の方が良い値ですが、小さくない値です。
ただ、サクラの開花に影響を与えるのは、気温の累積値です。

次のグラフは、予測と実測の差の累積値です。

予測気温と実測値の差(積算値)

+側は、予測より実際の気温が低かったことを示しています。
多少の変動はありますが、開花した3月21日は差が小さくなっています。
開花日と予測していた3月19日から実際の開花日の3月21日頃は、実測値にかなり近い気温となっています。
また、平均気温も最高気温も、予測よりやや低い気温となっていますが、予測より気温が低かったことから、開花日も予測より遅くなったとも考えられます。
ただ、最高気温については、実測値との差が15〜20℃程度であることを考えると、予測開花日は2日程度しかズレないはずですから、10日も違っていたことを説明できません。
やはり、最高気温を用いた「300℃の法則」と「5045Kの法則」は、予測方法に問題がありそうです。



まだまだ、反省会は続けますが、何分にもデータ処理に時間が掛かるので、週に一度か二度しかできそうにありません。
御容赦のほど




今日は、エイプリルフールです。
ですが、本記事の内容は、事実に基づいて書いております。

ジョークが通じない伊牟田より!

サクラの開花予想を行う上で、気温の予測は大切な要素の一つです。
もちろん、サクラ開花予想が成功したのか、失敗したのかを判断する材料にもなります。

そこで、2月25日にサクラ開花予想をした際の気温予想の精度を検証する事にします。

以下のグラフは、2月23日までの実測値を基に気温を予測した結果です。

気温の予測結果

水色の線は、実測の平均気温です。
オレンジの線は、予測した気温です。
2月24日以降のオレンジの線は予測した気温ですが、2月28日頃の低温傾向を予測できているように見えます。また、続く3月5日頃の高温傾向も、ピークは2日ほど遅れていますが、傾向は予測できているように思えます。
その後も、温度の変化パターンは類似しているように見えます。

気温の予測は、悪くないように思います。


以下は、最高気温の予測結果です。

気温の予測結果(最高気温)

こちらは、気温の変化パターンは捉えているように見えますが、平均気温の予測に比べると、実測との差が大きい事が分かります。
今回のサクラの開花予想では、最高気温を用いた予測は精度が低かったのですが、その原因がこの辺りにあるのかもしれません。

今回から、本格的な反省会を始めます。


まず、気象会社の開花予想との比較です。

私の開花予想は、2月25日に確定報を出して以降は、一度も更新しませんでした。
これに対して、どの気象会社も定期的に開花予想を更新していました。
もし、私も更新を続けていたなら、どんな結果になっていたのか、調べてみました。

開花予想の誤差のh変遷

上のグラフは、今回のサクラの開花予想に使用した4730Kの法則について、各時点での最新気象データを用いて開花予想を更新した結果です。
横軸は、開花予想に用いた気象データの最終日です。
縦軸は、実際の開花日との差異です。
2月3日以降は、±3日以内の精度で開花予想できている事が分かります。

では、各気象会社の更新日を軸に、比較してみましょう。

 3月14日更新  ウェザーニュース予想=3月25日  当ブログ予想=3月22日
 3月15日更新  日本気象協会予想  =3月23日  当ブログ予想=3月22日 
 3月20日更新  ウェザーマップ予想 =3月23日  当ブログ予想=3月23日

これを見ると、どうやら私の開花予想の方が精度が高いように見えます。



しかし、これだけで満足してはいけません。

次のグラフは、4種類の法則の全ての開花予想と実際の開花日との比較です。

開花予想の誤差の変位

平均気温を使用した157℃の法則も、4740Kの法則に近い成績が出ています。
しかし、最高気温を使用した300℃の法則と5045Kの法則は、まるで駄目です。
これも、過去の開花日と気象データを用いた検証では、それなりの成績が出ていました。
それが、これほどズレるのは、私の開花予想方法に問題がある可能性を示しています。
逆に言うと、4730Kの法則の成績も、偶然の可能性があるということです。

更に、検証していく必要があります。
次回は、マグレか、否か、迫っていこうと思います。

この寒さにも関わらず、東京でサクラの開花宣言が出されました。
昨日からの 気温の変化を見てみると、午前零時の12.8℃を最高に気温は下がり、
開花が確認された午前10時の気温は9.2℃しかありませんでした。
このことから、昨日(20日)の内に開花していたのではと、想像を巡らせています。

サクラ開花までの気温変化

さて、主な気象会社の予想は、次のようになっていました。
 🌸日本気象協会  :3月23日(3月15日更新)
 🌸ウェザーマップ :3月23日(3月20日更新)
 🌸ウェザーニュース:3月25日(3月14日更新)

 🌸豊葦原中津谷  :3月19日(2月25日発表)

どうでしょう。
中々の結果ですよね。
3月20日の内に開花していた可能性がありますから、私の予想が最も近かったとも
言えるのではないでしょうか。

ですが、このレベルで浮かれているようでは、偽地震予知と同レベルです。
来年のサクラ開花予想に向けて、そして最終目標である気象予測に向けて、
反省すべきところは反省して、次に繋げなければなりません。


とは言うものの、この高揚した気分をしばらくは味わいたく、また、データを整理する
時間も必要なので、本格的な反省会は数日後から始めようと思います。

しばし、お待ちください。
 

東京の開花日を決定する靖国神社の標本木で、本日、3輪の開花が確認されました。

標準木

開花の基準は、5、6輪以上の開花となっているので、開花宣言はされませんでした。
明日は気温が下がることが予想されており、日照も期待できないことから、明日の開花宣言はない見込みです。

この辺りの経過も、反省会の中で行う予定です。


本日は、私が計算で算出したサクラの開花予想日(東京)です。

予想通り、開花の発表はありません。

これから1週間程度で開花するでしょう。

IMG_0176 - コピー (2)

開花しましたら、反省会を始める予定です。

またその時まで・・・



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大失敗をしてしまいました。

肝心な【確定報】を消してしまいました。

復元を試みましたが、元の形にはなっていないでしょう。

無念!

2017年の東京のサクラ開花予想日は、
3月19日

開花予想に用いた法則は、下記の4種類です。

 157℃の法則(改):起点温度=日平均気温 9.94℃ 積算温度= 168℃
4730Kの法則(改):起点温度=日平均気温 8.13℃ 積算温度=5039K
 300℃の法則(改):起点温度=日最高気温13.25℃ 積算温度= 313℃
5045Kの法則   :起点温度=日最高気温12.39℃ 積算温度=5045K

これらについて、
2月23日までの気温実測値から算出した開花予想日は、以下のようになりました。

 157℃の法則(改):3月20日
4730Kの法則(改):3月19日
 300℃の法則(改):3月 9日
5045Kの法則   :3月11日


これまでの経験から、最高記録を用いる法則は気温変化に敏感である事が分かっています。
157℃の法則(改)は、起点日から開花日まで短いため、誤差が出やすいと思われます。

以上から、4730Kの法則を採用する事にしました。




さて、3月19日ですが、正直なところ、こんな早いはずはないと思っています。
ですが、計算結果は計算結果として、正直に発表すべきです。

サクラが開花した際には、しっかり反省会をしようと考えています。

予定外ですが、
来週のサクラ開花予想の確定報を出すにあたり、予測方法の説明が曖昧になっていしまっていたので、第28弾を追加することにしました。


さて、予測方法の基本となる基準は、以下の通りです。

 157℃の法則(改):起点温度=日平均気温 9.94℃ 積算温度= 168℃
4730Kの法則(改):起点温度=日平均気温 8.13℃ 積算温度=5039K
 300℃の法則(改):起点温度=日最高気温13.25℃ 積算温度= 313℃
5045Kの法則   :起点温度=日最高気温12.39℃ 積算温度=5045K

※起点温度:この気温を超える日を起点として、積算温度を計算します。
※積算温度:起点温度を超えた日からの気温の積算値です。
      ただし、セ氏気温は-10℃を0℃として積算します。


サクラ開花予想では、将来の気温を予測して起点温度と積算温度を計算する事になります。

今年のサクラ開花予想では、起点温度の予測には、3次式の最小二乗法を用います。
基にするデータは、2016年7月1日から2017年2月23日の気温データです。



上のグラフのように、三次式を算出し、起点気温に達する日付を算出します。

続いて、積算温度の計算ですが、補正を加えた気温で行います。
補正は、2016年11月1日から2017年2月23日までの気温データを用います。
前述の三次式と実際の気温との差分について、周期性と振幅を抽出して気温を補正します。




補正後の気温を積算して、サクラの開花日を予想します。


このような方法でサクラ開花予想を行い、2月25日に発表する予定です。
御期待ください。

伸ばし伸ばしで気温の補正を実行していませんでしたが、やっと試すところまできました。
まずは、推定値との差分についての補正を試みてみました。
対象は、1977年と2002年です。

1977年2月補正
2002年2月補正

面白いことに、同じ傾向を示しました。
ですが、実測値との差分は、1977年は+0.578℃、2002年は-0.276℃。
まだ、細かな解析はできていません。
その代わり、来年を予定していた解析ツールがほぼ完成し、1977年分の気温の推定値も
出せるところまで来ました。
参考までに、お見せします。

1977年気温補正

まだまだ問題は山積みですが、今年はこのレベルでサクラの開花予想にチャレンジします。
来週はお休みにして、2月25日に2017年の確定報を出します。
確定報を持って、「サクラ開花予想2017」を終了する予定です。

なお、東京で桜が開花しましたら結果の検証を行いますので、そこまでお付き合い頂けますようお願い致します。

「サクラ開花予想2017 第24弾」で、開花の40~60日前の気温の予測精度が
重要だと分かっていたので、今回は、予測精度の向上策を紹介するつもりでした。
ですが、私には難しい課題なので、残念ながら今回は間に合いませんでした。

そこで、速報値の見直しで誤魔化すことにしました。

まずは復習です。
4種類の法則の修正後の起点温度と積算温度、概算日数は、以下の通りです。

              起点温度    積算気温    概算日数
 ・157℃の法則  :  9.94℃   168℃(※)    8日 (日平均気温)
 ・4730Kの法則 :  8.13℃  5039K    17日 (日平均気温)
 ・300℃の法則  : 13.25℃   313℃(※)   13日 (最高気温)
 ・5045Kの法則 : 12.39℃  5045K    18日 (最高気温)
                   (※セ氏気温に10℃を加えた温度を積算する)

これを基に、2月3日までの実測気温を基に再計算してみました。

修正版:  157 ⇒  168℃ の法則」   開花日=2017年3月24日 (-5日)
修正版:4730⇒5039Kの法則」  開花日=2017年3月25日 (-5日)
修正版:  300 ⇒  313℃ の法則」   開花日=2017年3月14日 (-3日)
(新):5045Kの法則」       開花日=2017年3月13日(-13日)


ちょっとドキリとする結果です。
特に、「5045Kの法則」の精度は高いと思っていましたが、最高気温は予測精度が低い
らしく、ブレが大きいようです。



さて、おまけの鹿児島の開花日です。

鹿児島の開花日は、最低気温が最も下がった日との関係性が強いことが分かっています。
計算は、正月を起点にした日数を用いて行います。

 [開花日] = [最も気温が下がった日] × 1.1118 + 51.08

この式を利用した鹿児島の開花日は、1日早まって、4月2日です。
(日平均気温では3月30日、最高気温では3月26日)



こんな事をしていると、今月25日に予定している確定報の興味も薄れてしまいそうです。
何としても、気温の補正精度を向上して、確定報の信頼性を向上させたいと思います。

2017年の東京の開花予想日の更新します。

サクラの予想開花日(東京)
2017年3月29日 または 3月30日

「5045Kの法則」を加えた4種類の法則を用いて、東京の開花予想日を計算しました。
2016年7月1日から1月26日の日平均気温と日最高気温を用いて計算しています。

修正版:  157 ⇒  168℃ の法則」   開花日=2017年3月29日
修正版:4730⇒5039Kの法則」  開花日=2017年3月30日
修正版:  300 ⇒  313℃ の法則」   開花日=2017年3月17日
(新):5045Kの法則」       開花日=2017年3月26日

こうやってみると、
-10℃を基準に最高気温で計算する「300℃の法則」は、誤差が大きいようです。


ところで、予定外ですが、鹿児島の今年の開花予想もします。

近年、鹿児島のサクラの開花は、かなり乱れています。
地球温暖化の影響からか、休眠打破が上手く機能しなくなり始めているようです。
このような状況にあるためか、
鹿児島の開花日は、最も最低気温が下がる時期からの日数に影響されるようです。
2011~2016年の開花実績では、相関係数が0.9を超えるほどです。
この法則を基にすると、今年の鹿児島の開花日は、4月3日になりそうです。
(日平均気温では3月31日、最高気温では3月27日となっています)
まだまだ、予測気温の誤差が大きいので、何とも言えないところですが・・・
最低気温と開花日の関係


実は、1月24日に今年のサクラ開花予想がウェザーマップから発表されています。
それによると、今年の東京の開花予想日は、3月26日なのだそうです。
これは、最高気温を基にした「5045Kの法則」による予想日と一致します。
もしかすると、「5045Kの法則」は上手い方法なのかもしれません。
ついでに言うと、鹿児島の開花予想は3月30日だそうです。


残るは、確定報を2月25日に発表するだけとなりました。
今年に予定していた開発項目も、気温の補正方法のみとなりました。
予定日までには完成させ、今年のサクラ開花予想を締め括れるように頑張っていきます。

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