豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 豊葦原中津谷の世界

「豊葦原中津谷」のテーマを一言で言うなら、食糧難に備える自給自足生活です。
 
今世紀は、温暖化や人口増、途上国の食生活の変化などから、世界規模の食糧難になると予想されます。
分かりやすく言うなら、地上に大喰らいが増え、天の怒りを買うということです。
 
そこで、天の怒りを買わないようにするため、「豊葦原中津谷」を開谷し、次のテーマを掲げて自給自足の生活をすることにしたのです。 
 
 3、気象予測に基づく栽培管理
 4.水田利用の冬季水耕栽培
 
(再考)
   豊葦原中津谷のテーマ(再考)

ですが、誰もやったことがないテーマもあるので、トンでもないことになるかもしれません。
それを含めての「豊葦原中津谷」です。


テーマ以外にも、様々な課題や行政の問題もあります。また、不満もあります。
例えば、以下のような事柄です。

 農家集団の法人化が進みつつあるようです
 政治的な立ち位置(勘違いされませんように)



ところで、豊葦原中津谷は、どんな場所でしょうか。
簡単に紹介します。

 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 1
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 2
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 3
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 4


でも、まだ「豊葦原中津谷」への移住さえしていません。
当面は、夢を語るだけですが、お付きください。

・・・と言うわけで、夢物語の第一弾として、「豊葦原中津谷の城」について書きます。

 豊葦原中津谷の城 その1
 豊葦原中津谷の城 その2
 豊葦原中津谷の城 その3
 豊葦原中津谷の城 その4
 豊葦原中津谷の城 その5
 豊葦原中津谷の城 その6
 豊葦原中津谷の城 その7
 豊葦原中津谷の城 その8
 豊葦原中津谷の城 その9
  豊葦原中津谷の城 発電編のおまけ
 豊葦原中津谷の城 その10
 豊葦原中津谷の城 その11





つぶやき
 私は「豊葦原中津谷」で何をしたいのでしょう
 食糧自給率100%が目標なのでしょうか?
 「ナポレオンの村」
 人類は独りぼっち! だから生き残れ!!
 最後の原始人 最初の新・原始人?


2100年の日本のあるべき姿
 2100年の日本のあるべき姿とは?


日本のあるべき人口
 2100年の日本の人口 1
 2100年の日本の人口 2
 2100年の日本の人口 3
 2100年の日本の人口 4
 2100年の日本の人口 5
 2100年の日本の人口 6
  2100年の日本の人口 おまけ

 農業従事者の人口比 1
 農業従事者の人口比 2
 農業従事者の人口比 3
 

産業について
 日本の生産効率 1
 日本の生産効率 2(外国人労働者)
 日本の生産効率 3(社会効率の改善)
 裁量労働制
 海外依存度の低減


未来と 地域振興の比較
 地域振興策 1(ロケツーリズム)
 地域振興策 2(阻害要因)


交通機関
 2100年の交通機関の動力


あるべき法体系
 2100年のあるべき法体系 1
 2100年のあるべき法体系 2
 2100年のあるべき法体系 3
 2100年のあるべき法体系 4
  犯罪のない社会
 2100年の日本の憲法 1
 2100年の日本の憲法 2


おまけ
 わたしはアリになりたい
 若い世代は希望を失っている
 日本は末期症状を呈している
 幕末の偉人たちと 危機が迫る現在日本
 全産業が連休を取ったなら・・・


これは、伊牟田の備忘録としてまとめる。
(※記事順を維持するため、2019年9月に過去の日付で挿入した)


工程管理ツール作成過程
 農作業の工程管理ツール作成ー1
 農作業の工程管理ツール作成ー2
       〃        (やり直し)
 農作業の工程管理ツール作成ー3


「豊葦原中津谷のニニギ」の目的の一つが、無補給の自給自足です。

この無補給の自給自足は何を指すのか。
それ以前に、何のための自給自足なのか。


「豊葦原中津谷のニニギ」の元々の目的は、食糧自給率の向上です。
現在の地球環境は、温暖化の傾向が顕著になり始めています。
温暖化は、各地の気候を変え、気象の極端化も引き起こします。
気候が変われば、農業への影響は避けられず、食糧生産が減少するリスクをはらみます。
また、極端化した気象は、想定外の被害を農業に与えます。これも、食糧生産の変動要因となります。
一方で、人口増加や紛争の激化で、食糧消費は増えていきます。

こういった要因から、日本は食糧事情が悪化する可能性を持っています。


前述のような要因から引き起こされる食糧事情の悪化は、世界規模で起きます。
このため、食糧事情の悪化が発生した際には、世界中で食糧の奪い合いが発生します。
奪い合いの範囲は、食糧そのものだけでなく、種苗や肥料、農薬から農機具、燃料等にまで及ぶでしょう。

さて、こうなってしまった場合には、日本は驚くべき苦境に立たされるでしょう。
食糧を輸出する国の通貨が値上がるため、円安が一気に進み、海外から輸入する食糧は、非常に高価なものとなるでしょう。
ですが、食糧自給率が低い我が国では、国内で不足分を補うことができません。
それどころか、海外から輸入している種苗や燃料も値上がりするので、国内の生産量を高めるどころか、低下させることにもなりかねません。


ここまで書けば、多くの方はお気付きになったでしょう。
無補給の自給自足は、単に自給自足をするのではなく、種苗や肥料は自己管理をし、また輸入する燃料に頼らない農業形態を構築することを指しています。

私は、農業経験がありません。
ですので、無謀な試みとなるでしょう。
ですが、無補給の自給自足の元々の目的は、食糧難に備える事であり、食糧難になった際に想定される様々な要因に耐えられることです。
無謀であっても、挑戦しなければならないと思っています。

日本には、およそ450万haの耕作地があります。
ですが、その内のおよそ8~9%は、作付が行われていません。
これが、耕作放棄地です。
耕作放棄地の定義は、「以前耕地であったもので、過去1年間以上作物を栽培せず、この数年の間に再び耕作するはっきりとした考えのない土地」です。
更に、荒れた農地を、荒廃農地と呼びます。
荒廃農地とは、「現に耕作に供されておらず、耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地」です。

現在の日本の食糧自給率は、実質(飼料穀物も考慮)では32%程度です。
もし、耕作放棄地を完全に無くすことができれば、食糧自給率は3%程度、上昇するはずです。
これは、300~400万人分の食糧を生産できることに相当します。
ですので、食糧難の危険性がある現在は、耕作放棄地を再農地化することは重要な課題なのです。


豊葦原中津谷には、耕作放棄地があります。
その一部は、荒廃農地となっています。
荒廃農地となっているのは、主として竹林の浸潤を許してしまっているためです。
これらの再農地化を、私は考えています。

第一段階は、単なる耕作放棄地で作付を再開する事です。
農業の素人の私は、これは簡単にできると考えていますが、土壌の改良や水の確保など、「やってみたら大変だった」なんてことになるかもしれません。
第二段階は、水田の復活を予定しています。
昔の水田は二か所ありますが、どちらも竹林に変わってしまっています。
ただ、それぞれ異なる種類の竹ですので、再農地化は、違う手順となるかもしれません。
また、竹の根は強いので、水田の不透水土盤を痛めつけている可能性もあります。
何年か掛けて復旧する事になるだろうと、考えています。


言うは易し、行うは難し

「耕作放棄地の再農地化」は、相当に苦労すると思っています。

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