豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 豊葦原中津谷の世界

「豊葦原中津谷」のテーマを一言で言うなら、食糧難に備える自給自足生活です。
 
今世紀は、温暖化や人口増、途上国の食生活の変化などから、世界規模の食糧難になると予想されます。
分かりやすく言うなら、地上に大喰らいが増え、天の怒りを買うということです。
 
そこで、天の怒りを買わないようにするため、「豊葦原中津谷」を開谷し、次のテーマを掲げて自給自足の生活をすることにしたのです。 
 
 3、気象予測に基づく栽培管理
 4.水田利用の冬季水耕栽培
 
(再考)
   豊葦原中津谷のテーマ(再考)

ですが、誰もやったことがないテーマもあるので、トンでもないことになるかもしれません。
それを含めての「豊葦原中津谷」です。


テーマ以外にも、様々な課題や行政の問題もあります。また、不満もあります。
例えば、以下のような事柄です。

 農家集団の法人化が進みつつあるようです
 政治的な立ち位置(勘違いされませんように)



ところで、豊葦原中津谷は、どんな場所でしょうか。
簡単に紹介します。

 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 1
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 2
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 3
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 4


でも、まだ「豊葦原中津谷」への移住さえしていません。
当面は、夢を語るだけですが、お付きください。

・・・と言うわけで、夢物語の第一弾として、「豊葦原中津谷の城」について書きます。

 豊葦原中津谷の城 その1
 豊葦原中津谷の城 その2
 豊葦原中津谷の城 その3
 豊葦原中津谷の城 その4
 豊葦原中津谷の城 その5
 豊葦原中津谷の城 その6
 豊葦原中津谷の城 その7
 豊葦原中津谷の城 その8
 豊葦原中津谷の城 その9
  豊葦原中津谷の城 発電編のおまけ
 豊葦原中津谷の城 その10
 豊葦原中津谷の城 その11





つぶやき
 私は「豊葦原中津谷」で何をしたいのでしょう
 食糧自給率100%が目標なのでしょうか?
 「ナポレオンの村」
 人類は独りぼっち! だから生き残れ!!
 最後の原始人 最初の新・原始人?


2100年の日本のあるべき姿
 2100年の日本のあるべき姿とは?


日本のあるべき人口
 2100年の日本の人口 1
 2100年の日本の人口 2
 2100年の日本の人口 3
 2100年の日本の人口 4
 2100年の日本の人口 5
 2100年の日本の人口 6
  2100年の日本の人口 おまけ

 農業従事者の人口比 1
 農業従事者の人口比 2
 農業従事者の人口比 3
 

産業について
 日本の生産効率 1
 日本の生産効率 2(外国人労働者)
 日本の生産効率 3(社会効率の改善)
 裁量労働制
 海外依存度の低減


未来と 地域振興の比較
 地域振興策 1(ロケツーリズム)
 地域振興策 2(阻害要因)


交通機関
 2100年の交通機関の動力


あるべき法体系
 2100年のあるべき法体系 1
 2100年のあるべき法体系 2
 2100年のあるべき法体系 3
 2100年のあるべき法体系 4
  犯罪のない社会
 2100年の日本の憲法 1
 2100年の日本の憲法 2


おまけ
 わたしはアリになりたい
 若い世代は希望を失っている
 日本は末期症状を呈している
 幕末の偉人たちと 危機が迫る現在日本
 全産業が連休を取ったなら・・・


これは、伊牟田の備忘録としてまとめる。
(※記事順を維持するため、2019年9月に過去の日付で挿入した)


工程管理ツール作成過程
 農作業の工程管理ツール作成ー1
 農作業の工程管理ツール作成ー2
       〃        (やり直し)
 農作業の工程管理ツール作成ー3


「豊葦原中津谷のニニギ」の目的の一つが、無補給の自給自足です。

この無補給の自給自足は何を指すのか。
それ以前に、何のための自給自足なのか。


「豊葦原中津谷のニニギ」の元々の目的は、食糧自給率の向上です。
現在の地球環境は、温暖化の傾向が顕著になり始めています。
温暖化は、各地の気候を変え、気象の極端化も引き起こします。
気候が変われば、農業への影響は避けられず、食糧生産が減少するリスクをはらみます。
また、極端化した気象は、想定外の被害を農業に与えます。これも、食糧生産の変動要因となります。
一方で、人口増加や紛争の激化で、食糧消費は増えていきます。

こういった要因から、日本は食糧事情が悪化する可能性を持っています。


前述のような要因から引き起こされる食糧事情の悪化は、世界規模で起きます。
このため、食糧事情の悪化が発生した際には、世界中で食糧の奪い合いが発生します。
奪い合いの範囲は、食糧そのものだけでなく、種苗や肥料、農薬から農機具、燃料等にまで及ぶでしょう。

さて、こうなってしまった場合には、日本は驚くべき苦境に立たされるでしょう。
食糧を輸出する国の通貨が値上がるため、円安が一気に進み、海外から輸入する食糧は、非常に高価なものとなるでしょう。
ですが、食糧自給率が低い我が国では、国内で不足分を補うことができません。
それどころか、海外から輸入している種苗や燃料も値上がりするので、国内の生産量を高めるどころか、低下させることにもなりかねません。


ここまで書けば、多くの方はお気付きになったでしょう。
無補給の自給自足は、単に自給自足をするのではなく、種苗や肥料は自己管理をし、また輸入する燃料に頼らない農業形態を構築することを指しています。

私は、農業経験がありません。
ですので、無謀な試みとなるでしょう。
ですが、無補給の自給自足の元々の目的は、食糧難に備える事であり、食糧難になった際に想定される様々な要因に耐えられることです。
無謀であっても、挑戦しなければならないと思っています。

日本には、およそ450万haの耕作地があります。
ですが、その内のおよそ8~9%は、作付が行われていません。
これが、耕作放棄地です。
耕作放棄地の定義は、「以前耕地であったもので、過去1年間以上作物を栽培せず、この数年の間に再び耕作するはっきりとした考えのない土地」です。
更に、荒れた農地を、荒廃農地と呼びます。
荒廃農地とは、「現に耕作に供されておらず、耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地」です。

現在の日本の食糧自給率は、実質(飼料穀物も考慮)では32%程度です。
もし、耕作放棄地を完全に無くすことができれば、食糧自給率は3%程度、上昇するはずです。
これは、300~400万人分の食糧を生産できることに相当します。
ですので、食糧難の危険性がある現在は、耕作放棄地を再農地化することは重要な課題なのです。


豊葦原中津谷には、耕作放棄地があります。
その一部は、荒廃農地となっています。
荒廃農地となっているのは、主として竹林の浸潤を許してしまっているためです。
これらの再農地化を、私は考えています。

第一段階は、単なる耕作放棄地で作付を再開する事です。
農業の素人の私は、これは簡単にできると考えていますが、土壌の改良や水の確保など、「やってみたら大変だった」なんてことになるかもしれません。
第二段階は、水田の復活を予定しています。
昔の水田は二か所ありますが、どちらも竹林に変わってしまっています。
ただ、それぞれ異なる種類の竹ですので、再農地化は、違う手順となるかもしれません。
また、竹の根は強いので、水田の不透水土盤を痛めつけている可能性もあります。
何年か掛けて復旧する事になるだろうと、考えています。


言うは易し、行うは難し

「耕作放棄地の再農地化」は、相当に苦労すると思っています。

当ブログ、「豊葦原中津谷のニニギ」のメインテーマは、食糧自給率の向上です。
これをテーマにした背景には、人口増加、地球温暖化で食糧不足が懸念されること、
日本の食糧自給率が名目で39%、実質で32%程度であること等があります。

そこで、2100年時点のあるべき日本の姿を検討してみようと考えた次第です。
あるべき日本の姿の中で、「食糧自給率100%以上」とする点だけは明確です。
ですが、これを実現するためには、様々な要素を整理していく必要があります。
その内容は、多岐にわたりと同時に、私には荷の重いものになりそうです。
予定している内容が全てできたなら、「ノーベル経済学賞」も夢ではないのではと、
思っているほどです。

流石に、「ノーベル経済学賞」は無理ですが、一つずつ解決していこうと考えています。

例によって、ノンビリとやっていきます。
完了予定は考えていませんが、2年間程度は必要だろうと思います。
気長にお付き合い願えますよう、お願い致します。

日本の未来を語る際に、私が最も重要と考える事は、人口です。

人口を考える際には総人口と人口ピラミッドがありますが、今回は総人口のみを考えます。

 

2100年時点で、日本は食糧自給率100%を達成している必要があります。

では、日本の国土でどれくらいの食糧を生産できるのでしょうか。

現時点の食糧自給率は39%です。

ですが、飼料の大半を輸入に頼っており、(概算ですが)実質の食糧自給率は32%程度とみています。

つまり、約4000万人分の食糧しか自給できないと思われます。

耕作地は約454万haです。
一人分の食糧を生産するために必要な耕作地は10aなので、454万haで4540万人分の食糧を生産できる事になります。
現在の日本の食糧生産の実力は、4000~4500万人分と考えて良さそうです。
これは、食糧自給率に換算して、32~36%に相当します。

では、どれくらいの増産が可能でしょうか。
まず思い付くのが、耕作放棄地と荒廃農地です。
荒廃農地は、約27万haにも及びます。
10aで一人分と仮定すると、合計で約4810万人分の食糧が生産できることになります。


荒廃農地1
荒廃農地2
「荒廃農地の現状と対策」(農林⽔産省 農村振興局 地域振興課)より抜粋
https://www.naro.affrc.go.jp/nilgs/kenkyukai/files/houboku2015_koen02.pdf#search=%27%E8%80%95%E4%BD%9C%E6%94%BE%E6%A3%84%E5%9C%B0+%E8%8D%92%E5%BB%83%E8%BE%B2%E5%9C%B0%27

仮に、肉食をやめて、飼料の代わりに米や小麦等を生産したとしましょう。
その場合、7aで一人分を生産できるので、約6900万人分の食糧が生産できます。


ただ、この計算には、様々な仮定があります。

まず、農機具とその燃料が入手可能である事。
種苗や農薬が入手可能である事。
農業従事者人口が足りている事。
農業用水が足りる事。
農家が生計を立てられ、かつ消費者が購入可能な販売価格である事。
また、漁業も、現状と同じレベルが維持できる必要があります。

様々な仮定の上で成り立つ計算でしかありませんが、日本の人口は5000~7000万人程度が理想のようです。
「豊葦原中津谷のニニギ」の見解としては、2100年に日本の人口は6000万人程度であるべきとします。

 

2100年の日本の人口を6000万人にするべきと言うと、政治家や政治に詳しい方は「社会保障がもたない!」とおっしゃるかもしれません。

確かに、人口ピラミッドは歪な形となっており、このままでは現状の社会保障を維持する事は難しいと考えられています。

 

では、その対策は、人口の維持だけで可能なのでしょうか?

政府は、海外からの移民を受け入れる事も検討されていますが、それで解決できるのでしょうか?

私には、本質を見極めていないように思えます。
 

仮に、平均寿命を85歳としましょう。

全員が85歳まで生き、85歳で亡くなるとします。また、全員が20歳から働き始め、65歳で退職するとします。

こう考えると、85年の人生の内、45年間を現役として生きる事になります。

残りの40年間は、親か子の世話になる計算です。

実際には、出産・育児や病気で働けない期間もあるので、大雑把にみて、人生の半分を現役で仕事をする計算です。

社会全体として見れば、人口に占める就労人口の比率は50%程度になるはずです。

単純化すれば、収入の半分を社会保障費に充てれば良い事になります。

 

ですが、社会保障費以外はどうなるのでしょうか?

交通インフラや学校、果ては防衛予算まで、様々な費用が掛かります。

最初に、「完璧に検討できればノーベル経済学賞」と言ったのは、複雑に絡み合う社会の仕組みの難しさに加え、数値化の構築と理解は相当に困難だからです。

この辺りは、少しずつ検討・検証し、シミュレーションが可能なレベルに構築していくつもりなので、御意見がありましたら、コメント下さい。



さて、本題に戻りましょう。

「社会保障制度を維持するために移民を受け入れる」考え方は、将来を考えていないように感じるのです。

移民を受け入れると言うことは、彼らの老後の社会保障も考えなければなりません。
温暖化で食糧調達が難しくなった際には、移民にも食糧を与えなければなりません。
ちょっとでも日本人との差があれば、不満が爆発して大きな混乱を招くことになります。
「先々まで考える必要はない。将来は科学技術も発達して・・・」と言う方は少なくありませんが、誰が科学技術を発達させてくれるのかを考えたことがない人間の妄言に過ぎません。
きちんと将来までを見通しておくべきです。
特に、人口は直ぐには変化しないので、長期に渡る視野が必要です。


さて、人口が目標の6000万人になるのは、いつ頃のことでしょうか。
以下は、総務省統計局のデータを基に作成した人口推移予測グラフです。

人口推移
このグラフでは、2100年頃には日本の人口は5000万人程度になっていると予想されます。
目標は、6000万人で安定させることですから、いずれにしても少子化対策は必要です。
少子化対策の結果、2100年時点で6000万人より人口が多くても、それ自体は問題ではないと考えます。
むしろ、緩やかに6000万人に向かって変化させていくことが大事だと思っています。

日本の人口を6000万人にすべき!

このように主張する根拠は、今世紀の半ば以降は食料自給が重要な政治課題になると考えているからです。

6000万人と言う数字は、現在の人口の半分程度です。
つまり、自然減を利用して日本人を半分に減らそうというのです。
ですが、全国47都道府県を見渡すと、過疎に苦しむところもあり、一律に人口を半減させるわけにはいきません。

自給率向上を目指すのは、食糧事情の悪化を予想してのことです。
食糧事情を悪化させる要因の一つは、言うまでもなく地球温暖化です。
食糧事情の悪化と並行して、二酸化炭素排出量の制限が世界で厳しくなる事が予想されます。そうなると、食糧輸送に伴う二酸化炭素の排出も、削減が求められると思われます。例えば、東京は毎日数万トンの食糧を都外から輸入しているのです。この輸送にメスが入る可能性が高いのです。
食糧輸送を減らすことも含め、食糧自給率が100%に満たない都道府県を中心に人口を削減することにします。

では、都道府県別の食糧自給率を見てみましょう。

県別食糧自給率

これを、ワースト10に並べ替えてみましょう。

自給率ワースト

一目で分かるように、自給率のワースト10は、人口が多い都府県が上位を占めています。
上位5都府県の人口合計は4000万人を超え、10都府県では6000万人に迫ります。
ここの人口を減らさなければ、目標の6000万人に届くはずがありません。

そこで、都道府県別に、食糧自給率が100%に満たない人口を一定の割合で削減する事にします。
人口を6000万人にするため、削減割合は85%とします。
例えば、人口が250万人で自給率が20%なら、200万人分の食料が不足しますので、200万人の85%に当たる170万人を削減することになります。
なお、食糧自給率が100%以上の道県は、現状の人口を維持する者とします。

この条件で、2100年の日本の目標人口を算出してみました。
県別人口目標2
私が描く2100年の日本の都道府県別人口です。

なんと、東京都の人口は、208万人になっています。
現在と比べると、1000万人以上も減らす必要があります。
ですが、よく見ると、削減後の東京都の食糧自給率は、わずか8%なのです。
逆に言えば、現在の東京都の人口は、尋常ではない状況なのです。極端に人口が集中し、農地を宅地化して拡大を続け、6000人/km²に迫る人口密度になってしまったのです。
2100年の目標は、この異常な状態を少しばかり改善するとも言えそうです。

2100年までに日本の人口を半減させるべきと行ってきましたが、実際に人口を減らした後の各都道府県の人口の順位は、どんな風に変わるでしょうか。
前回のデータを基に、ワースト10とベスト10を表にしてみました。
人口順位の変化
現在は最も人口が少なく、合同選挙区になっている鳥取県と島根県は最下位を脱して、それぞれ44位と40位に変わります。
代わって、大都市圏に近い山梨県と奈良県が最下位になります。
2013年のワースト10から抜け出すのは、佐賀県(42位⇒32位)と秋田県(38位⇒24位)です。一方、2100年にワースト10にランクインするのは、奈良県(30位⇒46位)と沖縄県(26位⇒39位)です。

一方、最も人口が多くなるのは、北海道です。
東京都は、6位に後退します。また、ランク外に落ちるのが、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県、静岡県の5府県もあります。ワースト10の入れ替えは2県だったのに対して、ベスト10の入れ替えが5府県に及ぶ点が、印象的です。

ところで、都道府県間の人口で、最も多い県と最も少ない県の人口比は、2013年の22.6倍から2100年は18.6倍に変わります。因みに、極端に人口が少ない山梨県を除くと、人口比は12.9倍になります。
大都市圏の過密が解消される方向になります。
ただし、人口が減るので、2016年から採用されている合同選挙区は、むしろ拡大すべき状況となります。


次回ですが、2100年のワースト2になる山梨県と奈良県について、もう少し踏み込んでみます。

2100年までに日本の人口を半減させるべきと行ってきましたが、
4月10日に厚生労働省も将来推計人口を公表しました。
(ニュースのリンク⇒https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-00000049-jij-pol


これによると、2015年に1億2709万人だった人口は、2053年に1億人を割り込み、2065年には8808万人になるそうです。
高齢化も進み、65歳以上の人口も、2015年の26.6%から38.4%に増えると見込まれています。

それ以外の数値は、以下です。
・出生率 :2065年の見込みが1.44
・平均寿命:男性84.95歳 女性91.35歳
・年金負担:(現役/高齢者) 2015年=2.3人 2065年=1.3人
・人口構成:  0~14歳      15~64歳       65歳~
  2015年 1595万人(12.5%) 7728万人(60.8%) 3386万人(26.6%)
  2065年  898万人(10.2%) 4529万人(51.4%) 3381万人(38.4%)

約1ヶ月も空いてしまいましたが、今回は、2100年に人口でワースト2に墜ちる山梨県と奈良県について、検証してみます。

まず、現状を確認してみましょう。
山梨県も、奈良県も、それぞれ首都圏と大阪圏に隣接しています。
その関係で、一時期、ベッドタウン化しつつありました。
まずは、過去の人口の変化を見てみましょう。

人口推移(奈良・山梨)

上は、全国と山梨県、奈良県のそれぞれの人口のピークを100%として、人口の変化をグラフにしたものです。
山梨県も、奈良県も、全国よりも早く、2000年以前に人口減少が始まっています。
バブルが崩壊して宅地開発が低調になった時期と人口減少の時期が、ほぼ一致しています。

農地推移(奈良・山梨)

上は、1995年を100%として、農地面積の推移をグラフにしたものです。
全国平均より、山梨県も奈良県も、早いペースで農地が減っていることが分かります。

農地の減少
上は、農地減少率の全国平均に対する山梨県と奈良県の農地減少率の比をグラフにしたものです。
大規模開発の影響を抑えるために3年間の移動平均で表しています。

バブル期を含む1980年代頃に、急激に農地が減っていることが分かります。
これは、首都圏で言えば埼玉や千葉のベッドタウン化が限界に達し、山梨県にまでベッドタウン化の波が押し寄せた事を示していると思われます。
奈良県においても、山梨県と似た状況になっていたものと考えられます。
しかし、景気が低迷し、山梨県や奈良県のような遠隔地のベッドタウンの需要が落ち込み、農地の宅地転用は進んだが人口は流出したのでしょう。

過去の宅地開発とは逆に、人口が減少に転じており、農地を宅地や商業地等に転用したのに無駄になり始めているとも推定されるのです。
つまり、農地が減り、食糧自給率が下がってしまったが、一時的に流入した人口も大都市圏に流出して減少してしまったのです。
結果的に、2100年には人口が最も少ない県になる可能性が高まったのです。


この現象は、日本の縮図とも言えます。
つまり、2100年を語る上で、転用された農地は大きな問題になります。
そのことは、後日、検証していくことにします。


「2100年の日本の人口」と題して書いてきましたが、一度、閉じる事にします。
次のテーマは、「2100年の日本の産業人口」を考えています。
6月頃から再開する予定です。

「豊葦原中津谷」は、先祖伝来の土地に開谷(カイコク)することを考えています。
 
私の一族は、平家の落人の末裔です。
だから、先祖伝来の土地は、秘境の一歩手前と言っても良いくらいの田舎にあります。
 
吉幾三さんの「俺ら東京さ行ぐだ~」の歌詞にある、「バスは一日一度来る」は、「豊葦原中津谷」から見ると都会です。
毎日バスが来るなんて、田舎の風上にも置けないって、私は思ってしまいます。
「豊葦原中津谷」を歌詞にすると、「バスは週に二回来る」です。
1週間に2往復のバス便があるだけです。 
それも、以前には無かったのです。(少し開けてきたのかな・・・)
 
イメージ 1
 
上の写真は、「豊葦原中津谷」の全景です。
かなり前の航空写真をスキャンしたものです。
平地に見える部分が、畑です。
はっきりしませんが、端には水田だった部分が写っています。
 
これが、「豊葦原中津谷」です。
 
 
 
 
ここからは、暴露話になります。
 
実は、私は「豊葦原中津谷」には住んでいません。
住んだことさえありません。
実際に住めるようになるのは、早くても5年後、遅ければ10年後となるでしょう。
色々と個人的な障害があるので、それを解決するために必要な時間です。
 
まあ、それ以前に、癌を治さないと話になりませんが・・・
 

前回にも書いたように、「豊葦原中津谷」はかなりの田舎にあります。
 
家を出て西に向かうと、2km位先まで、民家はおろか、街灯さえありません。
店や自販機など、お金を使える場所は、4km先までありません。
私は、大したお金もない貧乏人です。
でも、「豊葦原中津谷」では関係ありません。
お金をいっぱい持っていても、ここにいる限り、ただの紙でしかありません。
 
「豊葦原中津谷」は、土地鑑の無い人には行くことさえ難しい場所です。
つい最近まで、Googleマップのストリートビューでは見れませんでした。
同じように、カーナビの地図にも「豊葦原中津谷」周辺の道は出てきませんでした。
地名の通称と、郵便の住所がまったく違います。
なので、郵便の住所では、タクシーでもいけません。
バスは週に2往復しかありませんから、曜日を間違えれば、最大4日待ちです。
しかも、バスは午前中に「豊葦原中津谷」から街の方向、午後は街から「豊葦原中津谷」に戻るので、外からバスで「豊葦原中津谷」に来てしまうと、帰りのバスは最短でも3日待ちです。
 
本当に、こんな場所が日本に残っているとは、信じられないくらいです。

3年前、「日本創成会議」が、衝撃的なデータを発表しています。
896の自治体で、2040年に20~30台の女性が半減する!
523の自治体では、人口が1万人を切り、消滅の危険性があると言うのです。
 
もちろん、「豊葦原中津谷」は、この896自治体に含まれています。
(523自治体の一覧が見つからず、こちらに入っているのかわかりません)
なんてたって、落人の里ですから。
「豊葦原中津谷」が属する自治体の中でも、「豊葦原中津谷」は辺境の地です。
消滅の危険性は最高レベルでしょう。
 
イメージ 1
 
ところで、「日本創成会議」が発表したデータは、疑問を感じるところもあります。
例えば、豊島区が896自治体に含まれている点です。
23区で消滅の危機に瀕しているとしたら、千代田区だと思っていました。
 
私の感覚と差がある原因は、女性の人口推移のみを観点に行っているからでしょう。
例えば、地方都市で、若い男性がドンドン首都圏に就職していっても、女性が土地に留まれば、数値は良くなるはずです。
既婚者の人口(一夫一婦制の日本では男女どちらを基準にしても同じ)で見る方が、もう少し精度が高まると思います。
その意味では、このデータは、目安程度に捕えておく方が良さそうですね。
 
「豊葦原中津谷のニニギ」のテーマは、田舎での生活がベースですから、多くの人が真似をしてくだされば、地方の自治体の消滅の危機は低くなると思います。
それに、深刻な食糧難が重なれば、人口は一気に地方に流れ出すでしょうから、都市部の方が消滅の危機が高まるかも・・・
 
やはり、このデータは、せいぜい目安程度ですね。
 

住宅内で電気と水を賄う家「無電化住宅」が奈良市にあるそうです。
 
電力会社や水道局とは契約しない“自給自足”住宅だそうです。
4kWの太陽電池パネルと、三日分の電力を溜めるバッテリーを備えているそうです。
飲料水は、井戸水を使用し、住宅内を循環させることで、冷房にも使用するそうです。
暖房は、電気式の木材ペレットストーブを装備するとのこと。
これらの装備は、建築費とは別に500万円程度が必要なようです。
 
                      
 
実は、「豊葦原中津谷」でも、自給自足住宅を考えています。
と言っても、お金がない私にとっては、夢物語でしかありません。
夢を語るのを許されるなら・・・
 
1.100年住宅
2.太陽光発電+蓄電によるオール電化
3.太陽熱温水器による給湯と床暖房
4.雨水利用のグレー水と緊急時用飲料水確保
5.地下室を利用した種苗保管庫
等々
 
まあ、夢物語からは一歩も出られていません。
現実の「豊葦原中津谷」の城は、築60年超の田舎家ですから。

豊葦原中津谷に城を新築したいとの夢を昨日に書きました。
今日は、その続きです。
 
 
豊葦原中津谷の城は、100年住宅にしたいと思っています。
100年住宅の要素はたくさんありますが、ここでは耐震性能を話題にします。
 
地震の強さは、ガルで表すのが一般的です。
ガルとは、地震の加速度を cm/s2 の単位で表したものです。
一般人の認識とは違い、ガルの大小は、必ずしも地震被害の大小とは関係しません。
 
では、なぜガルが地震の被害と関係しない場合があるのでしょう?
 
エネルギーの単位をCGS単位系で表すと、gcm2/s2です。
単位質量当たり(1g)で考えると、cm2/s2となります。
単位質量当たりのエネルギーをガルで除しても、単位で見ると、cmが残ります。
つまり、地震から受けるエネルギ-は、ガルだけでは分からないのです。
 
そこで、最近では耐震性をカインで考えるようになっています。
カインは、地震動の最大速度を cm/s の単位で表したものです。
単位質量当たりのエネルギーの単位は、カインを2乗した場合の単位と同じです。
 
カインなら、他の要素の影響なしに、地震から受けるエネルギーを表せるので
 
阪神淡路大震災では、112カインだったそうです。
なので、世の中の建築家たちは、
100カイン以上の地震に耐えられること耐震性能の目安としています。
 
                   
 
原発の安全審査ですが、ニュースを信じるなら、ガルで検討されているようです。
マスコミの能力は情けないほど低いレベルなので、
マスコミがカインを理解できずに、ニュースにしていないだけかもしれません
ですが、もしガルだけで耐震性能を審査しているなら、
原発再稼働派の私でも、少々不安を感じます。

豊葦原中津谷の城の第三弾です。
どうせ、夢物語を書くので、今回も好き勝手に書きます。
 
豊葦原中津谷の城は、100年住宅を目指します。
100年住宅ですから、躯体の耐用年数が気になります。
 
耐用年数の目安として、法定耐用年数があります。
木造住宅の法定耐用年数は、22年です。
軽量鉄骨住宅は27年、重量鉄骨住宅は34年です。
最も耐用年数が長いのはコンクリート住宅で、法定耐用年数は47年です。
 
やはり、コンクリート住宅以外には考えられません。
価格はほぼ耐用年数に比例しますが、夢物語なので、価格は無視しましょう。
 
 
さて、コンクリート住宅は、大きく分けてラーメン構造と壁構造があります。
ラーメン構造では、主として柱と梁で支える構造です。
自動車でいうと、スケルトンバスと似ています。
壁構造は、壁と床スラブで支える構造です。
自動車でいえば、乗用車のモノコックに似ています。
 
ラーメン構造は、柱から柱までのスパンは7m程度です。.
四隅に柱を配置して総二階の住宅を作ると、約30坪の床面積になります。
 
壁構造では、壁から壁までのスパンは、5.4m程度です。.
スパン内の床面積については、30~40m2 とされています。
 
設計の自由度は、スパンを大きく取れるラーメン構造の方が有利と思われます。
また、四隅に柱を置くだけで良いので、将来的なリフォームにも有利に働きます。
 
 
豊葦原中津谷の城は、鉄筋コンクリートのラーメン構造とし、七メートル四方に四本の柱を配置する基本構造にしようと思います。
 
まあ、夢物語ですね。
財布(通帳)の中身を見ても、ため息しか出てきません。
 

豊葦原中津谷の城の第4弾です。
今回は、構造から少し離れて、エネルギについて触れたいと思います。
 
「風の谷のナウシカ」の城は、大きな二連風車を備えています。
地下水を汲み上げています。
私の豊葦原中津谷では、共同水道を引いているので、風車は要らない?
 
 

閑話休題
 
住宅に外部から取り込むエネルギー類は、水道の他に電気、ガスです。
 
水道は、飲料、お風呂、トイレ等に使い、大半は下水になります。
トイレは、雨水の再利用ができるように、配管を独立させます。
 
ガスは、給湯とガスレンジ、暖房等に使います。
ただ、ガスレンジと暖房は、電気で置き換えることが可能です。
給湯も、太陽熱や電気で置き換えることができます。
ガス配管の余地は残しますが、使用しないつもりです。
 
電気は、流行の太陽光発電で給電します。
出力ですが、3kW程度を考えています。
変換効率を15%とし、緯度も加味して計算すると、125W/m2となります。
3kWに必要な設置面積は、24m2となります。
城の建築面積は49m2なので、屋根面積の半分に設置することになります。
ただ、充電池は、価格や耐久性、性能面等から、当面は設置しません。
 
給湯用の太陽熱パネルは、お風呂以外の給湯も考えると約6m2が必要です。
これで300Lのお湯を確保できます。
 
太陽電池パネルと太陽熱パネルで、屋上会の7割近くが占拠されることになります。
結構厳しいですね。
 

現代社会は、様々な交通手段で世界中を飛び回ることができます。
しかし、ほとんどが化石燃料を用いています。
身近なところでは、自動車はガソリンか経由で走ります。
もちろん、一部の自動車は電気や水素で走りますが。

では、2100年の日本は、今と同じように化石燃料で交通機関を動かしていてよいのでしょうか。
地球温暖化を考えると、化石燃料やメタンハイドレートを使うことは許されないでしょう。
ですが、化石燃料を用いない交通機関は成立するのでしょうか。
今回は、それについて簡単に考えてみましょう。


まず、自動車です。
現時点で考えられるのは、電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)です。
乗用車サイズでは既に実用化しており、トロリーバスも実用化していることから、
バスやトラック等の大型車への展開も難しくはないでしょう。
燃料となる水素の生産も、電力も、発電すれば良いわけです。
発電において、CO₂を出す化石燃料やメタンハイドレートを使う事は許されませんが、
この件は別の機会に取っておきましょう。


次は鉄道です。
鉄道は、電化すれば解決します。
しかし、ローカル線の電化は費用が掛かるので大変です。
この対策として、充電式の電車が考案されています。
充電式の電車は、駅に停車している間に充電し、駅間は充電した電力で走行します。
これなら、ローカル線を安価に電化することができます。


次は、船舶です。
モータボートや艀、漁船レベルまでなら、最も実用性が高いのは燃料電池でしょう。
近距離を航行する小型の貨物船やフェリーも、燃料電池でいけるかもしれません。
しかし、遠洋漁船や国際航路の貨物船は、燃料電池で動かすことができるのでしょうか。
ちょっと難しいように思います。
大型船の一部は原子力船も可能でしょうが、廃船時に原子炉をどう処分するのかを考えると、安易に原子力船を推すことはできません。
なので、大型船舶の機関はカーボンニュートラルで考えたいと思います。
つまり、植物由来のアルコールや軽油を使用するのです。
それでも、現状のディーゼルエンジンを大幅に改良する必要があります。


最後は、航空機です。
航空機は、重量も容積も制約が厳しいので、大きなタンクに水素を詰めることも、
重い充電池を積むことも無理です。
特に、ヘリコプターはタービンエンジン以外では成立しにくいでしょう。
やはり、カーボンニュートラルで考えるしかないでしょう。
ジェット燃料は、軽油の一種です。
植物由来の軽油と、それに適応するタービンエンジンとの組み合わせとなります。


個人的には、カーボンニュートラルは好きではありません。
最大の理由が、食糧になるはずのものを動力の燃料として使うことになるので、
温暖化で食糧生産に影響が出るであろう今世紀末に、飢える人を横目に植物由来の燃料を
使い続けることには抵抗を感じます。



今回は、さらりと触れただけです。
面白いネタなので、いずれ深堀することにします。

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