近年、高緯度に領土を持つ国で、地球温暖化を歓迎する声が上がっています。
その主な理由は、耕作に適さなかった寒冷地で農耕が可能になるとの期待と、北極海航路が砕氷船を必要としなくなる期待からです。
しかし、現在の寒冷地の多くは永久凍土や泥炭地で、温暖になっても耕作はおろか、泥濘んで近付くことも難しくなると思われます。
地球温暖化は、少なくとも人類にはマイナスでしょう。
食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

気象庁のデータベースを見ると、1951年から台風の記録が残っています。
この中で、6月末の時点で台風が発生しなかったのは、1973年と1998年、
そして今年だけです。
また、台風1号が6月に発生したのは、1952年、1983年、1984年です。
それぞれ台風1号が発生したのは、下記の通りです。
・1998年 7月 9日
・2016年 7月 3日
・1973年 7月 1日
・1983年 6月25日
・1952年 6月10日
・1984年 6月 9日
台風の発生が遅れると、猛暑になると言われています。
また、台風1号こそ遅いのですが、7月、8月には台風が多くするとも言われています。
さて、本当に台風1号が遅い年は暑いのでしょうか?
都市化の影響が少ない潮岬の気象データで、7・8月の気温を調べてみました。
潮岬でも1951年以降は100年で1.8℃近いペースで温暖化しています。
グラフでは、これを補正した平均気温に対して、その年の気温との差を表しています。
黄色の矢印は、台風1号の発生が遅かった年を表しています。
こうしてみてみると、台風1号の発生が遅かった年は、前年より暑い年になるようです。
本当に相関があるのかは、これだけでは分かりません。
また、なぜこのようになるのかも、さっぱり分かりません。
ただ、暑くなると考え、熱中症の予防には心掛けたいものですね。

「生命はどこから来たのか?」
最近のこと、いつも利用している駅の近くで、宗教関係者と思われる身なりの良い女性が、
「生命はどこから来たのか?」と題した小冊子を手に立っていました。
それを見たへそ曲がり私は、「生命の基はどこから来たのか?」の間違いではないのかと、
密かに思ったのです。
「生命がどこから来たのか」を問うということは、
「生命」は地球誕生前から存在していなければなりません。
ですが、そのような事実は、現時点では確認されていません。
確認されているのは、
地球に降り注ぐ隕石の中には有機物を含むものがあるということだけです。
その一例に、マーチソン隕石があります。
この隕石の中には、地球上では見つかっていなかった有機物も含まれていました。
ですが、
有機物は「生命」ではないので、宇宙から「生命」がやってきたことにはなりません。
「生命がどこから来たのか」を問う場合、
有機物を構成する元素の誕生を指す場合もあり得ます。
この場合、直接的には、恒星の核融合反応や、超新星爆発時の反応などで生まれたことを
問われていることになるでしょう。
更には、ビッグバン直後の宇宙で、
水素やヘリウムが生成されるところまで遡る必要があるかもしれません。
何を求めているのか、あるいは何を伝えたいのか、
色々な考え方があり、一つの答えに収斂しにくいかもしれません。
まあ、そんな細かなことを話題にするつもりはありません。
地球温暖化は、なぜ防がなければならないか?
今回は、「生命」を基準に考えてみたいと思います。
地球誕生時は、隕石落下時に解放される熱によって極めて高温だったと考えられています。
次第に隕石落下が減り、今から40億年くらい前には、表面温度が100℃を下回りました。
この頃、海が形成されたとみられています。
「生命」の誕生は、この少し後、今から38億年くらい前と考えられています。
ところが、22億年くらい前、地球は全球凍結に陥ります。
27億年前に誕生したストロマトライトによって、大量の酸素が発生し、
大気中の温室効果ガスが減ったためと、考えられています。
実は、地球史上最悪の環境破壊の起こしたのは、ストロマトライトなのです。
地球の大気から二酸化炭素やメタンを取り除き、猛毒の遊離酸素で覆ったのです。
これにより、嫌気性微生物は、地中の酸素がない世界に逃れるしかなかったのです。
全球凍結を生き延びた生命は、やがて多細胞化を始めます。
ですが、発生した時期は意外に最近で、今から10億年くらい前だろうとされています。
つまり、生命誕生から現在までの四分の三は、単細胞生物だけだったのです。
初期の多細胞生物は、単に単細胞生物が固まっているだけでしたが、
徐々に、細胞毎の機能分化が進んでいきます。
そして、ついに5億4000万年前にカンブリア爆発と呼ばれる大進化が起こるのです。
さて、現在、世界中で叫ばれている「地球温暖化」ですが、
実は、地球の歴史で見れば、ほとんど問題にならない些細な変化でしかないのです。
小型の生物には、大きな影響はないどころか、
もしかすると大きく進出するチャンスになる可能性さえあるのです。
起こりつつある「地球温暖化」は、人類を含む大型生物にのみ、影響がある問題なのです。
「地球温暖化対策」は、地球環境の保護などという綺麗事ではありません。
どんなに「地球温暖化」が進んでも、地球環境としては大した問題ではないのです。
なんてったって、地球は、猛毒の遊離酸素による環境破壊が今も続いているのですから・・・
「地球温暖化対策」は、人類の生き残りをかけた試練だと考えるべきです。
「地球温暖化」を防ぐ努力は、他の何でもない、人類自身のために行うのです。
もっと言うなら、
人類が真の知的生命なのか
問われているのかもしれません。
東日本大震災から丸5年になりました。
この震災では、15894名(行方不明を含めると18455名)の方が亡くなられました。
なぜ、こんなにも大勢が亡くならなければならなかったのか?
死者の半数は、70歳以上でした。
死因は、90%以上が水死でした。死因が明確になっている御遺体の95%は、水死だったのです。
もし津波が無ければ、 もし津波を防げれば、 もし津波から逃げ切れれば、
14308名が助かったかもしれないのです。
私達は、津波被害から学ばなければなりません。
どうすれば津波を防ぐことができるのか、 どうすれば津波から逃げ切れるのか、
よく考えて、対策をしていかなければなりません。
非難を覚悟で言わせていただけるなら、世間は津波被害に対して意識が低いように思います。
津波被害への対策は、それほど聞こえてきません。
高台移転、防潮堤、避難訓練。それくらいでしょうか。
津波には、大小さまざまあります。
それぞれに、可能な対策は違ってくるでしょう。
ですが、論調は、全て東日本大震災の津波を基準としています。
このままでは、下手をすると、数メートルの津波の襲来でも被害を受けるかもしれません。
最近の報道を見ると、被災者への同情、あるいは追悼はありますが、
津波被害を繰り返さないための知恵はあまり見かけないように思います。
一方で、直接的な死者が一人もいない原発事故に対しては、厳しい論調が多いのが気になります。
何が何でも原発全廃!
その主張を通すために、カルデラ噴火まで持ち出してきます。
カルデラ噴火が起きれば、周辺の住民は全滅するでしょうが、そのことには全くお構いなしです。
原発を全廃できれば、誰が亡くなろうと関係ないかのようです。
原発事故で避難を余儀なくされている方は数多くいらっしゃいますが、
原発を全廃しても救われるわけではありません。
「原発事故被災者のために原発廃止を!」というのは、
もしかすると原発事故被災者をダシにしているだけなのかもしれません。
これらに共通するのは、単視眼的な思考です。
多くの問題に対して、一方向からの視点だけで議論されることが多いように思います。
被災者に共感する事は大切なことです。
ですが、彼らを助けるための行動は、様々な角度から見て考える必要があります。
確かに、原発事故は過酷です。長期に渡って立ち入る事が出来な土地もあります。
ですが、原発事故だけを見て廃炉を叫ぶなら、年間数千人の命を奪う車の廃止も訴えるべきです。
原発事故関連死の人数はもちろん、東日本大震災の犠牲者数を、この五年間の交通事故死者数は既に上回っています。
それでも車を廃止しないのは、全廃すれば社会が成り立たなくなることを理解できているからです。
これに比べると、目には見えにくい地球温暖化には無頓着です。
地球温暖化対策として、原発は重要なアイテムです。
「再生可能エネルギーを整備すれば、火力発電所を増やさずに原発を止められる」
この考えは、根本的に間違っています。
「再生可能エネルギーを整備すれば、火力発電所を止められる」と考えるべきです。
原発より先に、火力発電所を止めるべきなのです。
そのために、電気料金が高くなるとしても!
「サクラ開花予想 第八弾」で、ソメイヨシノの北限が、北海道 美唄市の東名公園だと書きました。
では、南限はどこでしょうか。
一応、種子島・屋久島地方を南限とするのが通説になっています。
ですが、気象庁のデータベースを見てみると、屋久島は1991年、種子島は2007年を最期に、桜の開花日、満開日の記録が途絶えています。
理由を確認したわけではありませんが、どうやらサクラの開花が不調になってしまったことが要因のようです。
冬場の気温が高くなると、サクラ(ソメイヨシノ)は開花しにくくなるようです。
特に影響が出るのが、満開時期です。
前述の種子島・屋久島ですが、種子島では、2001年と2007年に満開時期が異常に遅くなる現象が発生しています。
種子島の2001年の開花日は3月28日です。これは、鹿児島より2日早い開花でした。
ですが、満開日は4月23日でした。開花から満開まで、実に26日もかかっています。
2日遅く開花した鹿児島は、開花の6日後の4月5日に満開になっています。
4月23日の満開は、青森県八戸の4月24日とほぼ同じです。
種子島の2007年の開花日は4月1日です。これは、鹿児島より2日遅い開花でした。
ですが、満開日は4月25日で、開花から24日後のことでした。
一方の鹿児島は、開花から5日後の4月4日に満開を迎えています。
4月25日頃に満開になったのは、秋田県秋田の4月23日や岩手県宮古の4月27日等です。
おそらく、寒さを経験していない花芽は、「休眠打破」とならないので、一斉には咲かないのでしょう。
さて、鹿児島市のサクラ(ソメイヨシノ)ですが、昨年までの満開時期を見る限りでは、開花から満開まで極端に長くなる現象は発生していません。
ですが、このまま地球温暖化が進めば、遠からずサクラが咲かないようになってしまうでしょう。
「サクラって、昔は花が咲いてたって本当?」
数十年後の子供たちに、こんなことを聞かれることのないように、温暖化対策をしていかなければならないと思います。